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LAB

デモプログラム

研究室デモプログラム2013.10.30

【太さを持ったライン表現】 -3D Volume line-

3Dポリラインとは、2次元のライン状の厚みを持ったポリゴンをカメラの方向に向くようにリアルタイムで計算して描画する手法です。
従来この手法が主流で現在でも活用されている手法です。
簡単に低負荷で3Dらしく見せるためにビルボードと同じくゲーム開発の現場では重宝されています。

 
実際に3Dポリラインを描画してみるといくつか問題点に気がつきます。
カメラの視線と平行な位置にラインが来たときに元々の薄いポリゴンがバレてしまって貧相な見栄えになってしまいます。
ゲーム制作では、この問題を回避するために違和感を少しでも無くそうと工夫されます。
光の筋のようなものであればグレアフィルタのようにぼんやりしたものを重ねることによって粗が目立たないようにぼかすことができます。

今回はカプセル状の厚みを持ったラインをこれとは別の方法で工夫してみたいと思います。

2009-06-01-1

 
【実行ファイル】
HexaThickLine.zip (1.67MB)  

【操作方法】
Zキー・・・立体描画ON/OFF  

 起動後の状態は通常の3Dポリラインの描画です。
画面中央をラインが横切るときに厚みがなくなって薄っぺらくなっているのが確認できると思います。
Zキーを押すと立体的にポリラインを描画します。
画面の外周のあたりはあまり変化はありませんが画面中央近辺の変化が大きいと思います。

もちろんこれも高速に描画するためのフェイクな方法ですが、従来のポリラインよりは見栄えのするものになっていると思います。  

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