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HEXA BLOG

日記

HEXA BLOG日記2018.11.12

ジャンルの不文律

みなさん、B級映画はお好きでしょうか?

私かつて、とてもB級なタイトルのホラー映画を観にいきました。

予算は確かにB級だったのかもしれませんが、内容はとてもよくできていて、

「なんでこのタイトル(邦題)なんだ……?」となったことがあります。アンディです。

※原題はまったく違う雰囲気でした。

B級映画だと思って観にいったのに、

B級映画らしからぬ面白さが意外で(良いほうに)だまされた感覚は大きかったです。

 

さて、前述のようなジャンルの不文律を破る行為について、私はよく小説で見かけます。

「恋愛小説かと思ったらホラーだった」「青春小説を読んでいたらいつのまにかミステリだった」「小説なのに文字を駆使して図が描いてある」など、

読者のジャンルに対する思い込みを上手く裏切り、面白さに繋げるため、

様々な方向性が模索され作品に生かされていると思います。

 

以前読んだ、ある小説家のエッセイが非常に印象的でした。

竹を伐採して竹林を管理をする様子を綴ったエッセイだったのですが、

最終2章にて様相が変わりほぼ完全なフィクション(妄想)が展開されます。

現代の著名人のエッセイでは著者が出来事や持論について語る場合が多く、

該当のエッセイは前者であると思い込んでいたため、「嘘じゃん!」となりました。

しかし私はだまされたわけではありません。

エッセイは著者の心の動きを書くものでもあるので、

「そこまでの流れを源泉として滔々と流れ出す妄想は正常なエッセイである」というのはもっともな解釈です。

 

ブログは日記をウェブメディアに載せたものです。

つまり今回の日記もまた、出来事やそれに伴った心の動きを書いたものです。

それではまた!

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