小野 峻史TAKASHI ONO
プログラマー / 東京スタジオ
現在はコンシューマーゲーム機向けのゲームソフト、その中でも特にUI関連を担当して開発しています。アーティストが作成したリソースを用いて、ゲームデザイナーが定めた仕様に沿う形で実装を進めていくことが基本的な作業内容です。
ただし、言われたことだけを行うわけではありません。例えば、もし仕様に不備を見つけた場合には担当者と「どのように解決していくのか?」を一緒に考えて話し合いをおこないます。また、提案されたものよりも面白そうなアイデアを思いついた場合にも同じように相談や打ち合わせをし、よりよい製品をつくろうと心掛けています。
パソコンに向かってコーディングばかりしているのではなく、アーティストやゲームデザイナーが本当はどうして欲しいのかを知るために、普段から直接会話することを意識しながら仕事に取り組んでいます
入社した理由、ヘキサドライブの良い所を教えてください。
僕は、ゲーム業界とはほとんど縁の無い一般の4年制大学に通っていたのですが、いざ就職ということを具体的に考えたときに幼い頃よりあこがれていたゲームクリエイターに一度はチャレンジしてみようという気持ちが湧き上がってきました。その時までゲームとは関係ないプログラミングは日常的に使っていたものの、ゲーム制作は大学生活の片手間にUnityをほんのり触れる程度だったので、ゲーム業界への就職の見込みはほぼ無いなと思いながら行っていました。ところが幸いなことにヘキサドライブに受け入れてもらったので、少しでも早く力になれるよう日々精進しているところです。
ヘキサドライブには様々な経験をしている人が多くいて、どなたも優しく気さくな方々なので気軽に相談したりすることができます。もちろん気を引き締めるときには引き締めるので、メリハリをつけて業務に望むことができます。
仕事へのこだわり、大切だと思う点を教えてください。
一言でいうと「聞く。」ことを大切にしています。
ゲームプログラマーをする上で一番重要だと思うことは、仕様を正確に理解することだと思っています。そのためにも、プランナーが何をしたいか?をよく会話をすることで、より高い精度で意図を理解していこうと思っています。
また自分の作業には直接関係の無いですが、自分が担当していない箇所について、どのような相談がされているか?を普段の社内の会話から間接的にでも知ろうとしています。そのような会話を聞いておくことでプロジェクトの全体をうっすらでも把握することができ、状況を理解する手助けになると考えているからです。とは言え、まだまだ自分が担当している以外の分野はわからないことが多く、会話が聞こえてきたとしても理解できないことが多いので頑張っているところです。
プライベートでの過ごし方について教えてください。
仕事とはかけ離れたことをしてリフレッシュして過ごしています。
大きく時間が空いているような時はゲームをプレイしていて、あまり時間がないようなときは家にある楽器を触っています。もともと物事に詰まった時は動いたり他の事をしながら考える性格のこともあり、そのように遊んでいるときに「あそこの実装なにか良い方法ないかなぁ」と考えていることもあります。
最近では運動も定期的するようにしていて、毎月伊豆のほうにスキューバダイビングをしにいっています。自分がメキメキと上達している実感を得られるのは久しぶりでとても楽しく魚たちとたわむれています。
仕事はどうしても室内で、毎日同じような環境での作業になってしまうので、プライベートではこのような良い刺激を受けるようにしています。
ヘキサドライブに興味がある方へ
僕はたびたび新卒向けの会社説明会などに手伝いとして参加しているのですが、よく「学生のうちにどんなことをしておけば良いですか?」と聞かれます。そのときには「勉強だけではなく、興味あることをたくさんして遊んでおいた方がいいんじゃないかな」という返答をしています。インドアでもアウトドアでもどちらでも構わないと思います。知見を広げるためであるかもしれないし、人脈を広げるためかもしれません。あるいは自分がまだ知識も技術も持っていないけれど興味はあるというものに対して、臆せず飛び込むことができるようになる。・・・かもしれません。
ヘキサドライブはスマートフォンからコンシューマーまで開発をおこなっており、年齢に関わらず挑戦できる場面がいくつもあります。この場所に臆せず飛び込んで来てくれる人をお待ちしています。