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研究室
その他プログラムTIPS
画像からプログラムを作る
ちょっと面白い言語の事を知ったので、それについて書いてみたいと思います。
スクリプト言語やバッチファイルなどを使い、定型的な作業を楽に行いたいと思った場合、
共通した泣き所があったりします。
その作業の中に、GUIツールの操作が含まれているケースです。
特定のメニューを開き選択肢、出てきたダイアログのボタンをクリックして・・・・
といった工程を実現しようとするとかなり大変です。
これらの問題を解決出来るかもしれないのが、「SIKULI」というプログラミング環境です。
このSIKULIの面白い所は、スクリーンショットを使ってプログラムを組めるという所です。
現在の画面や保存しておいた画像ファイルを使い、一部分を選択します。
その選択した部分をプログラムに使えてしまうんですね。
例えば、「click」というコマンドでは、↑で指定した画像の一部分を
現在の画面内から探し、その画像の中で指定した場所を左クリックする。
という機能を提供してくれます。
他にも、「指定した画面が現れるまで待つ機能」や
「文字列を入力する機能」など色々実現出来そうな機能が揃っています。
何か面白い事はできないかと、実際に触ってみました。
が・・・・意外と難しい・・・・
画像で比較するため、複数の場所で候補が見つかる画像が使えなかったり、
実際に実行した時に別のウィンドウを開いていて、正しく動作しなかったりと
今までの言語とは違うコツが要りそうです。
また、画像での比較を行うため、全体的に動作が遅いという特徴もあります。
このSIKULI自体がベータ版であるように、これから拡張・改良されていくのだと思います。
すごく可能性を感じるだけに、今後の進展に期待したいですね。
検索してみると色々と情報が見つかりますので、
興味がある方は調べてみても面白いと思いますよ。
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