こんにちは!
一日三食スイーツが理想、大阪開発アーティストの糖分です。
今回はペイントツールで使える「マスク塗り」についてご紹介します。
マスク塗りとは「レイヤーを一旦塗りつぶして、見せたいところ以外はマスクで覆う」という塗り方です。
それではマスク塗りでこの丸を塗っていってみます。
【手順①】
「新規塗りつぶしレイヤー→ベタ塗りレイヤー」を作成します。
【手順②】
①で作成したベタ塗レイヤーを必要数用意します。
完全にマスクした真っ黒な状態にしておきます。
【手順③】
②のベタ塗レイヤーの色を設定します。
【手順④】
描画色を白に、背景色を黒にしておきます。
【手順⑤】
描画色である白で塗りたい部分を塗っていきます。
消したい部分はショートカットキー[x]で背景色の黒に切り替えて消します。(マスクします。)
こうなりました。
一見めんどくさい手順ですが、最初にベタ塗りレイヤーを作ってしまえば
- ■スポイト、消しゴム、カラーパレットなどツールの切り替えという煩雑な操作やペンの移動距離が少なく済む
- ■基本的に描画色と背景色の切り替えのみで作業ができる
- ■色の変更の際は色調補正などの機能を使わず、ベタ塗りレイヤーからすぐに変更可能
- ■レイヤーに色が固定されているので、違うレイヤーに間違えて描いてしまった!というヒューマンエラーが発生しない
などのメリットがあります。
キャンバスから色をスポイトして塗っていく厚塗り系には向かないですが、
アニメやベタ塗りカラー漫画など同じ色管理で複数データ描く場合は、先にテンプレートとして
レイヤーをセットしておけば すぐに描画に取り掛かることができるので、
慣れると便利かと思います。
興味のある方はぜひお試しください。