先週の金曜日に平尾とキンサンでランチしながら、平尾から相談を受けました。
「相談にのってほしいんだ。とても切実な問題なんだ。
仕事も手に付かないし、夜も眠れない、ましてや食べ物も喉を通らない…。」
とても深刻な表情…。
「何でも言ってくれ。。もう20年近くの付き合いだ。」
すると、さらに険しい表情になり、
「・・・実は、『永遠の0』という映画が上映されるんだ・・・」
「あぁ、知ってる・・・」
「・・・そうか・・・。実は、随分前に本も買っているのだが、本を読んでから映画を観べきか、映画を観てから本を読むべきかで悩んでいる。」
と、パスタをモグモグしながら相談されました。
・・・・
(ほんの一部だけ、フィクションがはいってます。)
紹介が遅れてしまいました・・・ども、タマキです。
本が先だと、いろいろ想像して楽しめるが、読むのに時間がかかってしまう。
が、おもしろくなかったときにその時間がもったいない。。
映画が先だと、本に比べ短時間で把握できる。
が、映画のイメージ(俳優やシーンなど)がついてしまったり、いろんなシーンが省かれてしまったり、「?」な脚色のときもあったり。
ゲーム・本・映画など様々な媒体での「楽しみ」を展開することをあらかじめ考えているものであれば、各媒体の良さを活かしつつもそれぞれを補完し、楽しみを何倍にも増幅させるようなことも可能でしょう。
(もちろん多媒体だからこそのリスクもありますが・・)。
そもそもこの映画は、両展開を考えた上でのものでもないと思うので、総合的なところでの「楽しい」を演出したものではなさそう。
ですので、今回の場合、私としては「本を先に読む」。
理由は、最大限に作品を楽しめるのはどちらか。というところ。
本がもとになり映画化された作品で、「原作よりよかった」というのはなかなか少ないなぁと思ってます。
(制作に関わった人たちは、その中でも「より楽しめる」ことを様々な制限がある中、試行錯誤しているんだろうなぁとは想像に難くないですが・・)
ふと何があったかな・・と考えるだけでも「いいなぁ」と思ったのは何本か・・・。
であれば、基本的には先に本を読み、存分に味わってから映画がいいなと。
それに映画化されるという時点で、その本のおもしろさはある程度安定しているだろうとも考えられるので、おもしろくないというリスクは少ない。
作品の内容が自分にあわなくても、何かしら得られるものは多いと思いますし。
ちなみに、こういったとき映画を観ているときは、
・このシーンはこうしたのかー
・こういう脚色にしたかー
・このシーンを追加して、削ったシーンの間をつないだのねぇ
・キャストはこうしたかー
・そこまで変えたか・・・
・ここは原作よりいいなぁ
・見せ場のところだと思うんだけど、こうしたのか・・・
・ターゲットをここに持ってきたのかー。だから、こうアレンジしたのね。
・こうした方が良かった気がする。 ワタシ好みなのもあるけど。。。
という感じで楽しんでいます。
作品を制作する側としては、「どのように楽しむのか/楽しんでもらうのか」は大事になりますよね。
ヘキサドライブが関わる作品はどれも「楽しいよね〜」「ひと味ちがうよねぇ」「何かあるよねぇ」となるような作品をつくり続けていきたいと思います。
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