こんにちは☆
先日、1年以上使用していたiPhone4Sを新品交換した業務部ともっちです。
うっかり地面に落として画面が映らなくなってしまったので本体丸ごと交換となっただけですが。
保証期間外のため有償交換となり、お財布にダメージを受けました…
みなさんもうっかりにはどうぞ気を付けてください!
さて、先日そのiPhoneと共に町田ダリア園という所に行ってきました
ダリアは夏の花として親しまれているようで、6月~11月に様々な品種の花を楽しむことができるそうです。
大きさもテニスボールくらいのものから人の顔くらいの大きさのものもあり、
夏の強い日差しの中、力強く鮮やかに咲いていました。
夏の花といえばアサガオやヒマワリくらいしか知らなかったので、
夏の楽しみを新たに知ることができました
冒頭で「iPhoneと共に」と書いたのには理由があります。
ここで、あるiPhoneアプリを使ってみたかったのです。
色のシミュレータ2.0というアプリで、
さまざまな色覚特性を持つ人の色の見え方を体験することができるものです。
実は人の色覚には個人差があり、その人の特性によって見え方が異なっているのですが、
このアプリではその見え方をリアルタイムでシミュレーションすることができます
例えばこちらのダリア。鮮やかな赤い花をつけています。
これを色のシミュレータ2.0に通して、色々な色覚特性の人の見え方で見てみます。
左上から時計回りに、C型(一般型)、P型、T型、D型の見え方です。
C型では、ダリアの花の赤と、その下の葉茎の緑との色のコントラストを感じることができますが、
P型、D型では花と葉茎での色の区別をつけることは難しそうです
T型は色の見え方は異なりますが、花と葉茎の間のコントラストは感じられます
別のダリアも見てみましょう。今度はこちらのピンクのダリアです。
色のシミュレータ2.0を通して見てみます。
こちらも左上から時計回りに、C型(一般型)、P型、T型、D型の見え方です。
今度は全ての型において、花と葉茎での色の区別をつけることはできるようです
ところが、色味の感じ方が型によってそれぞれ異なることがわかります。
私自身も、C型でピンクと感じてるダリアが、P型ではこんなに真っ青な見え方になることにとても驚きました。
これらの見え方は全て実際に存在する色覚で、簡単に説明すると以下のようになります。
C型:一般型色覚とも呼ばれ、日本人男性の約95%、女性の約99.8%がこのタイプです。
P型:赤と緑、ピンクと水色、黄緑とオレンジと茶色などが同じような色に感じるタイプです。
D型との一番の相違は、濃い赤が黒く見える(見えない)ことです。
D型:赤と緑、ピンクと水色、黄緑とオレンジと茶色などが同じような色に感じるタイプです。
T型:青と緑が同じような色に感じる非常に稀な見え方のタイプです。
日本人男性の約5%がP型かD型どちらかのタイプで、
20人に1人、日本中では300万人の人がこの見え方ということになります。
このような色覚特性の違いに関わらず、より多くの人に情報が伝わりやすい配色、デザインをすることを
「カラーユニバーサルデザイン」と言います。
カラーユニバーサルデザインに基づいた配色をすることで、多くの人に区別がしやすく、
かつ作り手の意図が確実に伝わるようなものづくりに、さらに近づくのではないかと思います。
タカシマヤの企画書の「色」んな話と併せて、
色をつかった資料を作る際には、参考にしていただけると嬉しいです
興味がありましたら、是非一度このアプリでいろんな見え方を体験してみてください。
それではまた~☆
※尚、色のシミュレータ2.0の姉妹品(姉妹アプリ?)で「色のめがね」というものもあります。
こちらは色覚特性の人が、その特性により識別しにくい色を識別するための
色覚補助ツールアプリとなっています。
7/24追記:各特性の解説に不正確な部分があったので修正しました。
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