こんにちは、Hexaレトロゲーム部のKayanuma.です。
今回は思いっきり趣味に走ったネタをご紹介しようと思います。
写真はVectrexというベクタースキャン方式を採用した家庭用ゲームマシンです。
http://en.wikipedia.org/wiki/Vectrex
日本名は光速船、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%89%E9%80%9F%E8%88%B9
このレトロで未来的なマシンは1982年に発売されました。
ブラウン管に蛍光で浮かび上がるワイヤーフレームグラフィックスがSFチックでとても美しく、
魅了された多くのファンがいます。(私もその一人)
XYの電圧で画面に軌跡を描く方式はオシロスコープのそれと似ています。
最初期のビデオゲーム、Tennis for Twoはオシロスコープを画面出力に流用したものだったそうです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/Tennis_for_Two
ベクタースキャンは当時の非力なCPUでダイナミックな動きを可能にする期待された方式でしたが、
市場ではカラフルな色を扱えるラスタスキャン方式が歓迎され、ゲーム用途としては完全に淘汰されてしまいました。
ビデオゲームのIFとして、もしもベクタースキャンが勝っていたらどうだったでしょう。
きっと影響はビデオゲームに収まらず、コンピュータも違う進化をしていたかもしれないなと夢想したりして・・。
因みにVextrexには別売りで3Dグラスが存在していたりします。
残像を利用した片眼ずつ時分割する方式ですが、今のような液晶シャッターは使えなかったので
スリットの入った円盤をモーターでグルグル回していたそうです。
なんともダイナミックでプリミチブ!ですね。
昨日ブログのネタにと真夜中に押入れからゴソゴソと引っ張り出してきたのですが、久しぶりに起動したらつい遊んでしまいました。
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