こんにちは。さいやん、こと齊藤です。
昨今の円高で日本のものづくりの危機が叫ばれています
日本でものを作っても、円高では海外に売る場合に
利益を圧迫することになるからです。
1$ = 100円のときに80円の原価でものを作って1$で売れば
日本円にして100円で売れるので20円の利益が出ますが、
1$ = 80円(円高)のときに80円の原価でものを作って1$で売っても、
日本円にして80円にしかならず、利益は出ないからです。
円高前から輸出で利益を上げていた企業は利益が出なくなって
きていることが分かると思います。
すなわち、円高の現状では今までの商売が成り立たなくなってきます
さて、どうすればいいのでしょうか。
価格競争ではなく他には真似できない技術で勝負し、
オンリーワンの価値を売り込めるようになるといいのではないでしょうか。
では、オンリーワンの価値はどうやって生み出せばいいのでしょう
この問いに簡単に答えられれば苦労しません…
しかし、ヒントはあります。
最近では「生物模倣」と言われる手法で様々なものが生まれています。
トンボの羽を模して作られた風車は極微風でもとらえることができ、
効率よく回ることから従来以上の効率的な風力発電が可能になりました。
蚊の口を模して作られた注射針は痛みを大幅に軽減することが
可能になりました。
世の中の事象で、「どうしてだろう?」と疑問を持つことは
非常に大切だと思います。
生物模倣は生物の構造を研究し、学ぶことで新しい技術に
昇華させることですが、身近なことでも、
「あの人はどうしてあんなに仕事ができるんだろう」
「あの会社はどうしてあんなに儲かっているんだろう」
「あのゲームはどうしてあんなに面白いんだろう」
と疑問を持って研究することで、見えてくるものがあると思います。
少し視点を変えるだけで、他者とは違った結論にたどり着く。
そこから生まれる独自性に価値が生まれたとき、
イノベーションとともに新たな領域に踏み出せるのではないでしょうか。
専門家として、ある一点を掘り下げることも大切ですが、
視点を変えることで見えることも大切にしていきたいと思います
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