こんにちは、ソータです。
5月に入り、すっかり暖かくなりましたね
沖縄・奄美大島では4月30日の時点で梅雨入りが発表されたそうです
4月中の梅雨入りは13年ぶりとのことで、夏が近づいていることを感じさせますね
今回は「世界の七不思議(7Wonders)」というゲームを紹介させていただきます。
これは、3~7人プレイ用のアナログゲームです。
ルールは単純で、「それぞれ自分の担当する文明を、カードを使って発展させていく」ことになります
カードの種類は資源やお金、点数を得るものや
戦力を増強するものなどが有り、自分の好きなように文明を発展させて行きます
これらのカードを、トレーディングカードゲームで言うところの「ドラフト」という方法で集めることになります。
プレイヤーはそれぞれ、最初に7枚ずつカードが配られるので、
その中から1枚を選択して効果を解決し、次の人に回します。
これを繰り返して7枚のカードが全て使いきると1つの世代が終了します
世代は第1, 第2, 第3とあり、これらが全て終わると、ゲーム終了です。
他に文明ごとに違う要素などもあるのですが、詳細に関しては説明を省きます。
この選択肢の広さとドラフトというスタイルが、ゲームの戦術と良い感じにマッチしています
序盤は資源を大量に確保して地盤を固め、第2・第3世代で高得点を狙うプレイングもできますし、
逆に、序盤から得点を稼いで資源は隣からもらおう、といったリスキーなプレイも選択できます
ただし、後者の場合、両隣に十分な資源がなかった場合、終盤は資源不足に陥ってしまう恐れがあります
また、中盤・終盤になると相手の勝ち手段が見えてくるので、自分の文明を成長させるだけでなく
相手の利になりそうなカードをカットする必要もあります。
しかし、目的のプレイヤーとの間に別のプレイヤーがいたりすると、
「自分で止めなくても、次の人が止めてくれるよな…」等と勝手に考えてしまいがちです。
そうすると、結局そのカードが目的のプレイヤーに回ってしまったり…
こういった様々な「ジレンマ」がこのゲームを面白くしている要素の一つだと思います。
ジレンマは、デジタルゲームにも応用できます。
たとえば、シミュレーションゲーム。
東から攻めてくる敵に全力で対処していたら西から攻撃されるし、逆もまた然り…。
両方を同時に守る方法は…?なんて考えるのが楽しかったりします
アクションゲームでも、敵から味方を守りながら進むシーンなども、一種のジレンマではないでしょうか
やりすぎるとストレスになってしまうかもしれませんが、
こういった要素もゲームの重要なスパイスになります
今後作成するゲームにも応用していきたいと思います
非常に面白いゲームなので、是非会社でも遊んでみたいです
皆さんも折角のGW、友人を集めてこの7Wondersを遊んでみてはいかがでしょうか