夏らしい日々が続いていると思っていたら、不意に涼しい日が訪れるようになりました。
8月も下旬です。もうしばらくすれば秋の訪れを実感できそうですね
こんにちは、ハラです。
タイトルにあるグルー言語
これは、そういう名前の言語があるわけではなく、
他のツールやコマンドを組み合わせて、一連の機能を生み出す事に適した言語の総称です。
今回は、
<img src="https://blog.sakura.ne.jp/images_e/125.gif" alt="1" width="15" height="15" border="0" />指定されたフォルダ内のファイルを検索 <img src="https://blog.sakura.ne.jp/images_e/126.gif" alt="2" width="15" height="15" border="0" />見つかったファイルに対してツールを実行 <img src="https://blog.sakura.ne.jp/images_e/127.gif" alt="3" width="15" height="15" border="0" />実行した結果を別のフォルダに移動させる
というパターンをグルー言語の1つであるRubyで試したいと思います
ということで、上の機能を下のように
実装してみました。
require 'fileutils' # 出力先フォルダを作成(再帰的にフォルダを作ってくれます) dst_folder = "./dst/" FileUtils.mkdir_p(dst_folder) # srcフォルダ内のテキストファイルに処理を実行 Dir.glob("./src/*.txt") do | src_path | # 変換後のファイル名を生成 dst_file = File::basename(src_path, ".txt") + ".dat" # ツールを呼び出し(コマンドは必要に応じて変えてください。) # ``(バッククォート)で囲んだ範囲がコマンドとして実行されます。 # ツールが標準出力に出力した内容は、返り値として返ってきます。 `SampleTool.exe #{src_path} #{dst_file}` # ツール実行後のファイルをdstフォルダへ移動 FileUtils.move(dst_file, dst_folder) end
各行の内容はコメントを見てください
コメント文を除くと8行ですが、さらに短くも出来ます
このスクリプトを作成したことによって短縮される時間は、
1回のオペレーションあたり数分といった所でしょうか。
それでも、回数が多くなれば無視できない時間になってきますね
今回はRubyを使っていますが、PerlやPythonといったスクリプト言語や
UNIXのシェルスクリプト、Windowsのバッチファイルなどでも同様の事が出来ます
(言語によっては、もっと簡単だったり手間がかかったりします)
日々の開発や提出作品のテストを行う中で
<img src="https://blog.sakura.ne.jp/images_e/142.gif" alt="がく〜(落胆した顔)" width="15" height="15" border="0" />複数回のコンバーターやツールの実行 <img src="https://blog.sakura.ne.jp/images_e/144.gif" alt="ふらふら" width="15" height="15" border="0" />フォルダの操作、ファイルのコピーや移動 <img src="https://blog.sakura.ne.jp/images_e/143.gif" alt="もうやだ〜(悲しい顔)" width="15" height="15" border="0" />文字列(ファイル名、パス)の操作
といった事が必要な方々。
グルー言語の出番かもしれませんよ