べっぴんさん=別品さん
に今更ながら感心しているハットリです。
セットの床クオリティには満足してません。
Webコミック読んでますか?
自分は単行本派で、読んでるのはワンパンマンとキン肉マンくらい。
能動的に情報を拾いに行かないと、殆ど何も入ってきません。
今日マチ子さんという作家もWebコミックを主戦場にしていて
いつもならチェックできないのですが
ある本に掲載された【ウランの子】という短編が大変印象的でした。
気になって他の作品を読んでみると、ほぼほぼSFで
現代的な視点と往年のSFテイストが融合した、独特な読後感。
ジュール・ヴェルヌの盲人の国や藤子・F・不二雄の短編集に近い匂いです。
本人が意図的にやっているとしたら、とても上手。
(デデデデとかもそれっぽいかも)
Webコミックは本誌より制約が緩く、実験的な作品が描けます。
玉石混合ながら、潮流とは異なる文脈の作品が出てくる可能性がある。
ゲームだとプリプロ/プロトタイプをリリースして
ユーザーの声を聞けるSteamの構造は近いですね。
玉石混合なのは同じ。
ハード性能が上がっていくと、ミニマムサイズの
タイトルでさえ相応のコストがかかります。
玉になるか石になるか。
プリプロをどのような位置づけにして製作するか
ますます重要になってくると思います。
案外プリプロを【決め込み】で作ろうとするんですが
もっとラフでいいと思います。
早いうちに紆余曲折した方が良いし
遠慮なく可能性を試したほうが良い。
それからできた後の検品の時間も用意したほうが良い。
すぐに本プロに入ろうとしすぎる。
まあ本プロで結局【石】だと思ったら
世にも珍しい【奇石】だったという場合もあり
物作りに常識は通用しないのが面白いところ。