こんにちは
関西もついに入梅といった所で、週末の天気が優れず気分が下り調子なマイキーです
月末に時間が出来そうなのでぶらりと出掛けたい所ですが、果たして・・・。
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先日ネットで調べ物をしていると、以下のような言い回しをしているWebサイトがありました。
・穿った見方をすれば、~
「穿(うが)つ」というのは、穴を開けるとか、穴を掘ることの古い言い回しですが、「―・った見方をする」という風な使い方は初めて目にしました
さっそく辞書で調べてみると、
・穴をあける。掘る。また、突き通す。貫く。「雨垂れが石を―・つ」「トンネルを―・つ」
という意味のほかに、
・人情の機微に巧みに触れる。物事の本質をうまく的確に言い表す。「―・った見方」「彼の指摘は真相を―・っている」
確かに、こういった意味も記載されていました
つまり「うがった見方をする」とは「物事の本質を的確に捉える/観察する」という意味であると言うようです。
なるほどなるほど
しかし、先ほどのWebサイトでは作者自身を指して「穿った見方をすれば」と書かれていました。
そういう人なのかもしれませんが、自身を指して「物事の本質をを的確に捉える」とは、なかなか書きません。
ちょっと変だなと検索を掛けてみると、どうやら言葉の意味が変化しているようでした
このページを要約すると、「元々は先ほど挙げたような意味で用いられていたものの、昨今では『疑って掛かるような見方をする』という用いられ方をされるようになった」ということが書かれています。
確かに、その用法であれば自身を指した場合でも、不自然さは感じません
このページには他にも「どういった経緯で本来のものとは異なる用法で用いられるようになったのか?」の考察もなされています。
そちらにも是非、目を通してみてください
言葉の意味や用い方は時代と共に変化するものですから、意思疎通がきちんと出来てさえいれば良いのではないかと、個人的には思います。
しかし、個人ではなく社会の一員として考えれば正しい言葉遣い/言葉選びが出来ているに越した事はありませんし、正しい言葉の意味や成り立ちを理解していれば、物書きや言葉遊びもぐっと楽しくなります
上に挙げた、文化庁のWebサイト「ぶんかる」の「言葉のQ&A」のページには、こういった言葉の意味や用法に関するコラムがいくつか記載されています。
他にも、「ぶんかる」では文化庁の取り組みについても記載がなされています。
ビルドやレンダリング中の一息に、ご覧頂くと面白いかもしれません
それでは