お久しぶりです、ナカムラです。
新入社員の人達が入社してから2ヶ月が経過しましたね。
緊張も解けてきて、職場に慣れてきている頃かと思います
色んな事が分かってくるにつれ、いかに自分が何も分かっていないか、という事実も分かってきて落ち込んだりする頃ではないでしょうか?
今回は、そんなあなたに贈る、ある寓話の紹介です
~未開の地で靴を売り込むよう命じられたセールスマン2人の寓話~
ある靴の販売会社に所属する2人のセールスマンが、海外での営業活動を命じられました。
海外と言っても、全然聞いたことのない国の、初めて耳にする地名。
飛行機と船と車を乗り継いでようやくたどり着いた目的地で2人が目にしたのはなんと、素足で生活する大勢の狩猟採集民族の人達でした。
あまりに予想外の光景に、2人は大慌てで本社に連絡しました。
ひとりは、
「ダメですココの人達は靴を履くという文化を持っていません。
ココでのセールス展開は諦めましょう」
と連絡し、もうひとりは次の様に連絡しました。
「チャンスですココではまだ誰も靴を履いてません
ありったけの在庫を送って下さい
片っ端から売ってみせます」
同じ光景を見た2人ですが、その解釈と反応が正反対ですよね
物事をポジティブに捕らえられるかどうかが、チャンスを見過ごすか否かに関わってくる…という説明に用いられる事が多い寓話です。
自分の前に広がる、未経験という荒野を目の当たりにして、尻込みするか、希望を抱くかは人によって違います。
時には尻込みしてリスク回避するのが正解という時もあります
しかし、新入社員に与えられる未経験という荒野は、ほぼ100%先輩が通ってきた跡です。
尻込みする必要はまったく無いので、むしろ
「先輩よりも早くココを通過しよう」
「他の人が見つけてない近道を見つけよう」
「後から来る人が通りやすい道を造ろう」
というような、自分なりのモチベーションを持って、そのまま歩き続けて下さい
あと、この寓話のテーマからは外れますが、最後に余計なツッコミを一つ
みなさんがもしこの寓話と同じような状況に置かれたら、(同じ会社の社員なんだから)本社に報告する前に2人で情報共有して、自分の見解が偏ったものでないかどうか相談しましょう
ではまた