皆様、お久しぶりです。
早いもので、入社して8ヶ月ほどになりました。
大阪開発3Dグラフィックデザイナーの降旗
です。
前回のブログでは、自己紹介がてら
自分の趣味について書かせていただきました。
ですので、今回は趣向を変えまして、
ヘキサドライブ入社前に何をしていたのか、
というお話をさせて頂こうと思います。
まあ、色々あったのですが、
どういう訳か「まとまった時間」がありましたので、
「そうだ、北海道を自転車で1000kmくらい走ってみよう。」
と、思い立ちました。
なんとも、意外な展開を見せてまいりました。
ですので、今回は、
「北海道自転車旅行
~前編~」
と題して、函館から札幌までの行程を、
ブログに書かせていただきます。
さて、まずは計画を立てねばなりません。
考えた結果、以下の事が決定しました。
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1、スタート地点は函館で、ゴール地点は釧路湿原にしよう
※湿原が見たかったので
2、途中で札幌と帯広を経由しよう
※札幌に知人がいたので
3、事前に宿を確保しておこう
※野宿したくなかったので
4、1日の移動距離は100km未満にしよう
※無理したくなかったので
5、出発前に体重を10kg落とそう
※いつの間にか太っていたので![]()
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2013年9月初頭、ついに出発の日を迎えました。
初日は函館までバスとフェリーで移動し、
輸送してあった自転車を函館のホテルで受け取り、
移動の準備を整えて、そのまま一泊しました。
①函館→森町
翌日、いよいよ移動開始です。
折角だからと、自転車で函館観光をしてたら
結構いい時間になってしまったので、
張り切って北上を開始しました。
その結果…
「北海道を自転車旅行」、ということで、
雄大で爽やかな写真を期待していたあなた、
残念でした。
現実とは過酷な物で、
悪い意味で最初からクライマックスとなってしまいました。
以下、イベント一覧
1、峠越えの途中で日が暮れた![]()
2、おまけに強烈な雨が降ってきた![]()
2、そんな中、峠の頂上でパンクした![]()
3、しかも前後輪同時に![]()
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4、真っ暗な中、大量の蚊に襲われながら必死でチューブ交換![]()

5、ようやく修理して峠を下り始めたら3分くらいでまたパンクした![]()
6、またしても前後輪同時に![]()
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7、もう替えのチューブがない![]()
8、予約しているホテルまでまだ10km以上ある![]()
9、100キロ近いスピードで走る2tトラックがガンガン通る車道の脇を、
ずぶ濡れになりながら自転車を押して歩く![]()
10、日が変わる頃にようやくホテルに到着![]()
神様、やりすぎでしょ。
ゲームだって第1章にこんなにイベント仕込んだら、
「ユーザーさんがお腹一杯になっちゃうから、調整しよう。
」
という話になりますよ。
到着したホテルの従業員の一言目が
「お待ちしておりました。」じゃなくて
「どうなさったんですか!?」になるのも納得です。

晩御飯は函館で買っていた名物焼き鳥弁当…
こいつがまたよくなかった。
冷え切って硬くなった焼き鳥の味と食感が、
それでなくても打ちひしがれている自分に止めを刺す結果に。
惨め過ぎて、「油断すると本当に泣いてしまうかもしれん…」
と思いながらも、疲れ切っていたので気を失うように就寝。
②森町→長万部
写真に写っている男の顔に生気が感じられません。
前日の悲惨な出来事を、
「北海道に自転車旅行とか訳のわからないことしてないで、
早く帰って就職活動でもしろ、この無職が!」
という神の啓示なのでは?
と感じるほどにネガティブになっているので、
無理もありません。

とにかく町にある自転車屋で、穴の開いた4本のチューブを修理してもらいました。
自転車屋のおじさんに深夜に自転車を押して来た経緯を話したら、
危ないからやめなさい、と割としっかりと注意されました。
心配してくれてありがとう。

イカ飯を買って自分を慰めてみようと試みたのですが、焼け石に水でした。
「このまま終わるわけには…」という微かなプライドのみを頼りに、
ペダルを廻して北上を続けます。
③長万部→ニセコ
晴天。海の爽やかさも手伝って、ちょっとだけ前向きになってきました。
④ニセコ→支笏湖
深夜に食糧確保することが多かったので、
とてもお世話になったローカルコンビニ「セイコーマート」さん。
決して回し者じゃないのですが、一番好きなコンビニです!

名所「美笛の滝」。
後に宿泊先のオーナーに割としっかりと注意されて分かるのですが、
結構ヒグマが出る場所へ無防備に入っていってたみたいです。
そういえば途中完全に原生林だったな…
早くも2度目の心配してくれてありがとう。

この頃から左膝に軽い痛みが出てきました。
夜な夜なアイシングでケアをしていたのですが、
この後大変なことに…

2、3日前にヒグマが出たという注意喚起の看板。
地元の人は引き返すレベルらしいのですが、
意識の低い観光客なんかは記念撮影したりするんでしょうね。
無事到着…と言いたかったのですが、
ここに来てずっと違和感のあった左膝が完全に壊れてしまいました。
札幌市内に入る直前には、まともにペダルを廻せない状態になっており、
旅の続行が危ぶまれる大ピンチです。
もはや、「レベルデザインの崩壊したクソゲー
」
と化した北海道自転車旅行。
この先いったいどうなってしまうのか!?
続きは、特に誰も期待していない
「北海道自転車旅行
~後編~」にて書かせていただきます。
まったく楽しくなさそうな旅行の行程と
その結果怪我をした、という報告を最後まで読んでいただき、
まことにありがとうございました。
また、この流れで言うのは無理があるのですが、
ヘキサドライブでは、
「北海道を1000キロぐらい自転車で走りに行きませんか?」と言ったら、
喰い気味に「行きましょう。」と答えて下さる、
そんな気概を持った仲間を常に募集しています。
奮ってご応募ください。
よろしくお願い致します。






