こんにちは。
大阪エンバイロメントアーティストのArecoです。
CGアーティストの皆様はリアルなハイモデリングはお好きでしょうか。
何処からがハイモデリングになるのか、技術面が…という気持ちになったので
私の気持ちはそっと置いておきます。
ハイモデルはともかく、
リアルでディテールが多い物の大量生産は大変ですよね。
という事で、昨年末に会社でフォトグラメトリーを触らせてもらえる機会があったので、
その事について書きたいと思います。
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フォトグラメトリーとは・・・
被写体を多方向から撮影し、ツールを用いて撮影された画像から3DCGモデルを作成する方法
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★ざっくりフォトグラメトリーの作業手順
写真撮影
→フォトグラメトリーツールでメッシュとテクスチャー生成
→生成したハイモデルをローモデルにベイクする
→テクスチャーから光源取り除く(delight)
→実機に出す
※ツールは会社にあった「metashape」を使用
①いっぱい撮影する
②metashapeでメッシュとテクスチャーを生成する
③ローメッシュを作成して、metashapeで生成したハイメッシュをベイク
④調整したテクスチャーとメッシュを出力して、実機に出す※テクスチャーから光源を取り除く作業(delight)やハイメッシュを綺麗にする作業もろもろは割愛しております
色々スキャンしてみました。
面白いですね。
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★あとスマホでもアプリで手軽にフォトグラメトれるという事で
手持ちのアンドロイドにインストールしてトライしてみました。
SCANN3Dをインストールしてみましたが、他にもいくつか種類があるようです。
まず被写体ですが、会社の立地を活用してなんばパークスの屋上庭園!
エレベーター7階で直結しています。
日光浴し放題です。
パシャリ📱✨次は1階にあるFマートさんでおやつを購入。
業務部からお皿をもらって撮影。
パシャリ📱✨こんなのができました。
精度は一番低いので生成しましたが、3段階くらいあるようです。
屋上庭園があってコンビニが近い。良い立地ですね。
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★フォトグラメトリーを試して思ったことは、
撮影したままの形状が出るからこそ、最適な被写体の選定が必要だと感じました。
ツールの得意不得意な素材がありますし、ゲームの世界観にあった物を選ぶ事がとても大事!
フォトグラメトリーのツールは体験版やアプリもありますし、
カメラ1台からできるので、気になった方は試してみてください。
ではお粗末ですが。