「花粉シーズン突入、予想飛散量は約1.2倍」というニュースを見て、
もう外に出たくないなぁ~なんて思い始めてます。
こんにちは、だっちです
花粉症の人は一刻も早く対策を始めたほうが良いですよ
突然ですが、ゲームを作るときに必要になるデータってたくさんありますよね。
その中でも敵とか武器とかアイテムとかのパラメーター、何で管理していますか?
社内では、データを入力する企画の方々が使い慣れているExcelを使う事が多いです。
今回は、Excelで作成した各種データを、
ゲーム内で扱いやすい形に変換するためのプログラムを、
・ゲーム内で扱うための型を自動的に生成
・型を生成するための情報はExcel内に定義
できるように、作っていこうと思います。
Excelファイルを扱うためのライブラリは色々ありますが、
今回は「NPOI」というライブラリをC#経由で使ってみようと思います。
早速、NPOIを使用してExcelファイルの中身を取得していこうと思います。
適当なExcelファイルを作成して、
適当にC#プロジェクトを作成して、DLしてきたNPOIを参照に加えておきます。
今回はこんな感じのExcelデータを用意しました。
NPOIを使用してExcelファイルを読み込むためのコードはこんな感じ
using System; using System.IO; using NPOI.SS.UserModel; namespace NPOITest { class Program { // エントリポイント public static void Main(string[] args) { // 入力受付 Console.Write("Please input excel file path : "); var srcPath = Console.ReadLine(); // ファイル存在確認 if( !File.Exists(srcPath) ) { Console.WriteLine("file not exists."); return; } // 読み込み using( var fs = new FileStream(srcPath, FileMode.Open, FileAccess.Read, FileShare.ReadWrite) ) { var workbook = WorkbookFactory.Create(fs); // 中にあるシートを順番に取得 Console.WriteLine("Sheets :"); foreach( ISheet sheet in workbook ) { if( sheet == null ) continue; // シート名表示 Console.WriteLine(" Name : " + sheet.SheetName); // A1セルの内容を読み込み // まずは行を取得 var row = sheet.GetRow(0); if( row == null ) continue; // 行からセルを取得 var cell = row.GetCell(0); if( cell == null ) continue; // セルが取得できたら表示 Console.WriteLine(" A1 : " + cell.ToString()); } } } } }
実行結果
中にあるシートとセルに入力されている文字列が取得できていますね
次回は、「型を生成するための情報」を定義していきたいと思います。
ではでは~