こんにちはKayanuma.です。
今回は工業系のCGソフト、CADの話です。
オートデスクの製品で123D Makeというアプリがあります。
サンプルのサイの顔
これはすでに出来上がっている3Dモデルをペーパークラフトなどに利用しやすい形態に加工するソフトウエアです。(と解釈してますけども)
元のモデルを
このようにスライス状にしたり、
折り紙のようなペーパークラフトに展開したり。
この様に作成した展開図をベクターでエクスポートできます。
紙に印刷してハサミで切りだしてもいいですが、レーザーカッター等で利用すると絶大な力になります。
しかも無料!で利用できるのでまさに神ソフト。なのですがこんなニュースが
123Dシリーズ終了
http://blog.123dapp.com/2016/12/important-news-about-the-next-chapter
123Dシリーズは3月で終了、そのあとは「Tinkercad」「Fusion 360」「ReMake」等に移行
だそうです。
123D Makeはネイティブのアプリケーションですが、特定の機能を使う際にネットにアクセスします。
サービスが終わったらおそらく使えなくなるでしょう。
なので今回はFusion 360になれるためちょっと触ってみました。
・Fusion 360
これは有料のソフトなのですが、「教育関係では無料で利用できる」とあります。
なるほどしかし、そうか・・学生じゃないしな・・月々5400円はなかなかのハードル。と思いつつ体験版のリンクをたどってみると
趣味、スタートアップ、非営利なら無償との表示が!(助かった)
アカウントを登録して起動します。かっこいいスプラッシュ
一見してメニューがわかりやすいです。とりあえず円柱を出したりしてみて
フィレット的な加工も一発で綺麗にできました。
洗練されたインタラクティブ且つ瞬時に確認できるので使いやすいです。
→
円柱をねじにしてしまいます。
ねじに見える風ではなく、規格に則ったちゃんとしたねじが作成されます。
さすがCAD。
→
ブーリアンで演算してみたりしても軽くて正確。
プレビューのレンダリングもやたらに綺麗。
3Dマウスも完全対応していました。
↑(i5の内蔵グラフィックスですが特に重さは感じませんでした)
CADとして非常に洗練されていると感じました。趣味でこのようなものに触れるなんて幸せな時代ですね。
昔は・・(ry