こんにちは、モリオカです。
前回のブログでは、妻の心証があまり良くなかったようで懺悔の意味を込めて、このブログを記載します。
前回のブログ⇒https://hexadrive.jp/hexablog/others/14115/
私が主に担当している仕事は法律関係のアレコレで、私の妻も似た範囲に属す職種になります。
さて、今回は、同じ系統の職種で結婚してしまうと、家庭内ではどのような会話が繰り広げられるのかをお伝えしたいなと思います。
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ケース① (子供向けアニメ閲覧編)
私:「この子も、アニメ好きに順当に育ってきてるよね。」「キャラクターが好きなら、パパとママが、どっぷりビジネスと著作権に関係するこわーい話教えちゃうぞ」
子:「」
妻:「そうだよ。」「まず、キャラクターは、著作権で守られていてねー。」and more…。
、、、、、、、、うん。普通の子供と違って、逆にキャラクターが嫌いな子供になりそうですね。
しかも、嫌いな理由が、可愛いとか可愛くないじゃなくて、パパ&ママの話が長いからとかいう理由になりそうですね
ケース② (小遣いアップ交渉編)
私:「小遣いアップの出願をします。」
妻:「拒絶理由を通知します。」「拒絶理由は、我が家に余裕がないからです。」
私:(いや、今なら、給与も出たという事実に基づく意見書と補正書を合わせて提出すれば、実体審査請求も通るハズ。)「意見書、補正書を提出します。」「再審査お願いします。」
妻:「拒絶査定です。」
私:(ぐぬぬっっ。この審査官厳密に審査している、てっっ手強い。しかし、今ひるんではダメだ。頑張れ俺)「拒絶査定不服審判の申立をします。」
etc…。
えっと。おそらく話がついてこれていない方に解説しますね
これは、特許の出願フローになぞらえて、小遣いアップを交渉している。という場面です。私が特許の出願人で、妻が特許庁の審査官の役割をそれぞれ担っています。
特許出願から特許化をごくごく単純化すると、
①特許の出願⇒②特許庁により方式審査と実体審査があり⇒③特許となる(特許査定)、または、特許とならない(拒絶査定)というフローを辿ります。(拒絶理由通知は、②の過程で、特許化されない理由が通知されるもの)
この上で、更に拒絶査定に不服がある場合、特許庁に拒絶査定不服審判請求を行い、これでも拒絶がなされたときは、次に、知的財産高等裁判所に訴えを提起するという形になります
つまり、上記の流れでは、残念ながら私の小遣いアップは見込めないという状況を示唆しています。実際にムリでした
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とまあ、役に立つような、役に立たないような、よく分からない話になってしまいましたが、似た職種で働いていると、仕事に必要な法律改正資料や、参考書を同じものをシェア出来たり、楽しい(他の人が聞くと意味不明な)会話を繰り広げることが出来ます。
あと、何より同じ悩みにぶつかることで、お互いが分かり合える良い関係を築くことが出来るようになりますので、オススメ?です。
ではまた