HEXA BLOG
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書籍紹介
仕事に役立つ知識
こんにちは、ナカムラです。
学校で授業を受けている時
「こんな勉強、ホントに将来役に立つのかな?」
と疑問を持ちながら机に向かった経験をお持ちの方、多いですよね?
どんな勉強が実際に役立つのかは、どんな職に就くのかによって千差万別だと思います。
もし私が
「学生の時に勉強したことで、ゲームプログラマーになって役立ったと思う事は?」
と聞かれたら、行列や三角関数、空間図形などを挙げるでしょう。
(無論、プログラムの勉強の方が、もっと直接的に役立つでしょうけど、ここでは省きます)
これらの知識は特に、3Dのゲームを作るのに必要となります。
私の場合、ゲーム業界に就職した時期は2Dゲーム全盛の時期でしたから、上記の知識が必要になるのは、卒業後何年も後の話でした。
で、いざ必要になった時には何もかもすっかり忘れていたのです!
しかし、学生時代に習ったそれらの知識を思い出すのに役立った本があります。
この本が実にわかりやすい
一度学んだ事柄を思い出す為のテキストとしても優秀ですし、何も知らない状態から学ぶための教科書としても、最高レベルに達していると思います。
非常に初歩的な所から、細かく説明されているから?
(著者自身が書いた)イラストが入ってるから?
色んな理由を考えて見たのですが、なんとその理由を説明した本が、細野氏自身の著作として出版されてました。
以前のブログで「分かるということ」について書かせていただいた事があるんですけど、それと同じようなことも触れられていて、非常に共感できました。
ここでその内容を詳しく説明するわけには行きませんが、断片的に紹介しますと…
「分かった!」と思う段階には個人差がある。
他人に説明するには「思考の歩幅」を意識する必要がある。
論理と論理をつなぐ説明に「論理の骨太さ」が無いと、人を納得させることは出来ない。
などなど…。
行列や三角関数、空間図形などの知識を実生活で応用するのはなかなか難しいとは思いますが、この本に書かれている「物事を理解するためのノウハウ」は、色んなところで役立つと思います(事実、著者は社会・経済状況を理解するのに役立てているそうです)。
是非、ご一読下さい!
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