HEXA BLOG
ヘキサブログ
書籍紹介
ゲーム業界おススメ書籍
こんにちは、イワサキです。
皆さんいかがお過ごしでしょうか?気温の変化が激しい時期ですので風邪ひいたりしていませんか?
私は早速9月に風邪ひきましたが…
さて、今回はゲーム業界を目指す学生さんにおススメの書籍として初級から中級の範囲をカバーした書籍を紹介してみたいと思います。
実際にゲームプログラマーが活用しているバイブルのような本もこの中に含まれていたりします。
ぜひ勉強する際の参考にしてみてくださいね。
それでは行ってみましょう!
レベルデザイナーになる本 ー夢中にさせるゲームシーンを作成するー
著者:Phil Co
出版社:株式会社ボーンデジタル
ISBN-10:4862460070
ISBN-13:978-4862460073
内容が良くまとまっていて読みやすいです。プランナーだけでなく、ゲームクリエイターを目指す人は一度は読んでおいたほうが良いと思える内容です。
「単調なテンポをどのように工夫して起伏をつけるか」「視覚効果を考えたステージの設計」などゲーム設計におけるバイブルとしても良いかもしれない良書です。
はじめてのOpenGL―ライブラリを使った「3D‐CGプログラミング」の基本
著者:MICC
出版社:工学社
ISBN-10:477751515X
ISBN-13:978-4777515158
最近はiPhoneをはじめとするスマートフォンなどでOpenGL ESが採用されていますが、その最初の取っ掛かりのOpenGLの基礎が学べる一冊です。
OpenGLはWin/Mac/Linuxなど利用できる環境が多く扱いやすい3DAPIです。
この書籍は偶然書店で見かけて手にとってみたのですがとても良かったです。
サンプルプログラムとともにそれぞれの機能が図解つきで丁寧に紹介されています。
これからOpenGLやってみようかな?という方にぜひお勧めします。
このほかにもIO別冊の本には多数良書があり、DirectXのシリーズもお勧めです。
ゲームプログラミングのためのリアルタイム衝突判定
著者:Christer Ericson
出版社: ボーンデジタル
ISBN-10: 493900791X
ISBN-13: 978-4939007910
オレンジ色の目立つ色の本です。衝突判定を作成する上で必携の書籍といえますが内容的には上級者向けとなります。
ある程度プログラミングの知識を持ちながら高校数学程度の数学の知識を要する内容となっています。
どのように形状同士の当たり判定をとればいいか、という部分に注視した専門書です。
空間的データ構造とアルゴリズム
著者:Elmar Langetepe
出版社: ボーンデジタル
ISBN-10:4862460232
ISBN-13:978-4862460233
四分木、BSP木、境界ボリューム階層、距離場(Distance Field)、ボロノイ図など、空間を管理するための実装技法が紹介されています。
ゲームの中では膨大なデータの中から「より高速に・より簡潔に」検索することが必要で、その際にこれらのテクニックが活躍します。前述の衝突判定の本と一緒に読むとより良いと思います。
ゲームプログラミングのための数学と物理
著者:DANNY KODICEK
出版社:ボーンデジタル
ISBN-10:4939007898
ISBN-13:978-4939007897
ゲームを制作していく上で必要なプログラミングテクニックを紹介している書籍です。
技術書ですが、今まで学校で学んできた数学や物理の知識をゲームの中でどのように使っていくのか、という内容です。
一部衝突判定に関する内容もあり、上記の衝突判定の書籍の補助的な役目ももってくれそうです。
ゲームプログラマになる前に覚えておきたい技術
著者: 平山 尚(株式会社セガ)
出版社:秀和システム
ISBN-10:4798021180
ISBN-13:978-4798021188
もはや定番となったゲームクリエイターを目指す人のためのバイブルです。
ゲーム会社を目指すのにどこから勉強してよいかわからない、という学生の方にお勧めしたい一冊です。
ゲーム制作者になるための3Dグラフィックス技術
著者:西川 善司
出版社:インプレスジャパン
ISBN-10:4844327550
ISBN-13:978-4844327554
ゲーム業界の3DCG技術の最新トレンドを知る上で欠かせない一冊です。
カラーページ盛りだくさんで図解が要所にあり、専門的な知識がまだないときでもそのCG技術の概要や考え方を知ることができます。
業界研究するためにも資料性の高い良書です。
CG Magic:レンダリング
著者:倉地 紀子
出版社:オーム社
ISBN-10:4274066924
ISBN-13:978-4274066924
情報誌CGWORLD( http://www.wgn.co.jp/cgw/ )内のコーナーを執筆されている倉地紀子さんが書かれた書籍です。
SIGGRAPHをはじめとする情報発信の場で得られるさまざまな技術論文から昨今のCG技術をわかりやすく・詳しくまとめた一冊です。
日本語で書かれたこの手の書籍は非常に少ないため、仕事をしていく上でも重宝します。
ゲーム業界人も必見です。
世の中にはこれよりもさらの上の技術を紹介する書籍がたくさんあり、海外に目を向けると洋書にもたくさんの技術書があります。
情報を得るために常にアンテナを張っておくことも社会人には必要なことだと思います。
この紹介はあくまで一部分ですが、今後紹介できる書籍があれば紹介していこうと思います。
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