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ヘキサブログ
書籍紹介
教養としてのゲーム史
こんにちは、ナカムラです。
最近「教養としてのゲーム史」という新書を買いましたので、今回はその紹介をさせていただきます。
学校の歴史の教科書だと、あまりにそのスパンが長すぎて、実際にあった事実でもどこか他人事のようにしか受け取れなかったりしますが、この本で語られている事の多くは自分が実際に体験した事実でもあるので、すんなりと頭に入ってきます
と言いましても、最新ゲームの事情までは語られておらず、そういう意味ではゲームの「創世記~中世期」までを記述した歴史の教科書、と言った感じです。
この本では、現在のゲームに導入されているアイデアが、どの段階で、どういう経緯により生まれたのかが紹介されています。
例えば次の要素。
今のゲームでは当たり前のように見かけるものですが、それぞれ一番最初に導入されたゲームはなんだかわかりますか?
・プレイヤーキャラクターがジャンプできるようになったゲームは?
・単なる演出的な背景のスクロールではなく、ゲーム的な意味合いを持つスクロールを行ったゲームは?
・敵キャラクターの知性に個性を持たせたゲームは?
・コマンド選択式ユーザーインターフェイスを導入したゲームは?
(最初に導入されたの、ドラゴンクエストじゃないですよ)
・スライムを弱いザコ敵として登場させたゲームは?
(これも、ドラクエじゃないですよ)
答えはここには載せませんが、考えを巡らせてみて下さい
その他、記述された内容で面白かったのは、元祖ブロック崩し(ブレイクアウト)に、バックストーリーがあったという事
投獄されている囚人が脱獄を図ろうと、壁打ちテニスに見せかけて壁を少しずつ崩していく…という設定から、ブレイクアウト(脱獄)というタイトルになっているとか。
1面クリア毎にブロックがまた全て復活するわけですが、折角壊した壁が復活するのを見て、囚人は戸惑っている…という設定だそうです。
こうやって改めてゲームの歴史を振り返ると、自分も一緒に歩んできた道だけあって、感慨深いものがあります
過去のゲームの進化を系統立てて分析し、進化の途絶えたゲームジャンルを見つけ出して、現代に復活させてみるのも面白そうですね
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