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書籍紹介

HEXA BLOG書籍紹介2019.9.6

「ハサミ男」

 こんにちは、さんとりーです。

 まだまだ暑い日が続いていますがもうすぐ読書の秋ということで、前に読んで面白かった一冊を紹介します。

 ※以下ネタバレ注意。私は読む前にネタバレサイトを覗いたことを心底後悔しました。

 

「ハサミ男」 殊能 将之 著,

講談社メフィスト賞を受賞し1999年に出版された作品で、連続殺人犯が殺人事件の真相を暴く話です。

 主人公は世間を騒がす連続殺人犯、通称「ハサミ男」。ある日次に狙う獲物を尾行していくと既にそのターゲットが殺されている現場に出くわし、しかも犯行の手口がそっくりそのまま自分のものと酷似していたためハサミ男の犯行だという濡れ衣を着せられてしまいます。はじめは当惑する主人公ですが、その理不尽な事態に抗うべく犯人捜しを始めるところから話が始まります。

 ハサミ男と、ハサミ男の脳内に作り出された架空の人物である「医師」という名の人物との二人のやり取りにより調査は進んでいくのですが、主人公自身の抱える問題や人格についての描写も多く、人物像の掘り下げが行われていることも魅力の一つです。

 また事件を調査する警察側の視点での描写も交えることで、事情聴取の場面での外から見たハサミ男の描写などが読者に対して与えられ、話を読み進めるだけでなく「ハサミ男とは何者なのか」を考察する上でのヒントになっています。

 クライマックスではハサミ男にまつわるトリックが読者に明かされ、これまでの伏線から推測できたかどうかを読者自身が振り返ることのできる構成になっていますので、興味のある方はぜひ推理してみてください。

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