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HEXA BLOG

いいモノづくり道

HEXA BLOGいいモノづくり道2022.5.26

3Dプリンターでオリジナルフィギュアを!

こんにちは。大阪アーティストのメロン味です。

今回はもともとフィギュアっぽいモデル作成したよという記事にしようと思っていたのですが、
先日思い立って小さいながら3Dプリンターを購入しましたので、
それを使って出力までしてみた話をしようと思います。

ヘキサドライブ15周年のカレンダー4月のイラスト
ヘキサドライブ15周年の記念カレンダーから4月のイラストを元にして3Dモデルを作成します。

グリブラZbrushモデリング
通常業務後に希望者が集まって行うZbrushの勉強会があり、そこで少しずつ作成しました。
3Dプリンターで出力するのは初めてなので、欲張らず小物などは無しで…。
フィギュア用に分割し、ダボ(つなぎ合わせるための凹凸)を入れました。

Xポーズ…!散!
バラバラになったグリ
ここまで分ける必要もなかったかもしれませんが一旦これで行きました。

3Dプリントする際はサポート材という出力を補助するパーツを付けて出力する必要があります。
フリーのサポート材作成専用ソフトがありますので、それで作成していきます。
サポート材を付けられるグリ
使用プリンターの設定をして、上手く出力できそうな形に回転させたり動かしたりします。
光造形3Dプリンターは上から吊り下げて底面に配置した液状のレジンを少しずつ固めながら成形していくので、液が成形したモデルに溜まらないように斜めに向けるのが良いんだそうです。
この辺はブログやYoutubeなどに解説を上げてくれている方もいるのでいろいろと参考にしました。

届いたばかりの3Dプリンターを起動して、まずは付属のテストデータを出してみようとしましたがまさかのテストデータで失敗…出力に3時間かかったのに…。先行きの不安…
詳しい原因は分かりませんがアームの初期位置が良くなかったのか、レジンが冷たすぎたのか?迷宮入りです。
しかし初めの出力は失敗するということはよくあることらしいので、気を落とさずに次へ。
成功しても失敗しても、次の出力のためにすべての装置を掃除しなおさなくてはならないのが地味に大変。慣れていないのもありますが、1時間半くらいかかりました。

このブログを書く期間もせまっており、時間もレジンもテストデータで無駄遣いになると嫌だったのでここでいきなり本番!いっけーー出力時間4時間!
※出力にかかる時間は、プリント開始とともに表示されます。
作業中は換気必須なのにここで大雨が降りだしでも窓を閉められず…
部屋の湿度は犠牲になりました。

待つこと4時間…
3Dプリンター出力したてのグリのパーツ
今度は上手く出てるっぽい!(背後の本棚がカオスなのでぼかしております)
干されているグリのパーツ
洗浄後の出力物

サポートを外し、(手袋をした手でポキポキ折れます)
洗浄したり乾燥させたり二次硬化したりして…

軽く削って組んだグリ
仮で組めるくらいに軽い研磨だけして組み立ててみました。(羽は穴が小さすぎて挿せなかった…)
積層痕のせいで第三の眼が開眼しそうですが…のちのち処理したいと思います。
ぶっつけ本番みたいな作業だったものの、何とか形になって良かったです!
今回はグリ(黒猫)しか作成が間に合いませんでしたが、続けてブラン(白猫)も出力し、
トライアンドエラー繰り返しつつも表面処理&彩色もして完成させたいと思います。

ヘキサドライブでは!
今回のモデルを作った、誰でも任意で気軽に参加可能のZbrush勉強会のほかにも様々な勉強会が定期的に行われています。身近に頑張ってる人が居るともっと強くなれる…某戦闘民族の王子のような方にもピッタリの環境です。
「そんな環境に身を置いてみたい、一緒にゲーム作りしていきたい!」という方は
ぜひヘキサドライブへ応募してみてくださいね!
👉【採用募集要項】

それでは!

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