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ロケテスト
こんにちは、イワムーです
突然ですが、皆さんは最近ゲームセンターに行きましたか?
私は先日久しぶりに行ってきました
なぜなら個人的に注目していたゲームのロケテストがあったからです
さすがは有名タイトルですね、当日はものすごい人でした!!
ロケテストは2Fで実施されていたのですが、順番待ちの列が1Fを通り抜け店の外にまで及び、最後尾に掲げられた看板にはなんと2時間待ちの文字が
人気ラーメン店か某遊園地の人気アトラクションかと見紛うかの光景に、思わず顔がにやついてしまいました
というのも、ゲームセンター離れが加速しているというニュースを耳にする機会が増え、アーケードゲームの開発経験者として憂慮していたからです
ゲームセンター離れの原因はさまざまでしょうが、
ゲームで遊ぶシーンが多様化(携帯やSNS等)し、手軽にゲームを楽しむことができるようになった
家庭用ゲーム機の性能が向上し、ゲームセンターと遜色ないグラフィックを家庭で楽しめるようになった
などの要因により、ゲームセンターの特別感が薄まったのかなと個人的には思います。
さて、今日はロケテストというものについて少し書きたいと思います。
ロケテストとはアーケードゲームの開発時にゲームの発売前にゲームセンターに設置して、ユーザーさんに実際にプレイしてもらい、評判を調査したり、ゲームバランスの調整などを行うものです
家庭用ゲーム機向けのゲーム開発では、実際にユーザーさんがプレイしている姿を見る機会というのは多くはないので、アーケードゲーム開発の醍醐味と言えます
ロケテストは目の前でプレイを見ることになります。
そこには 楽しそうな顔もあれば、首をかしげて怪訝な表情や、怒り心頭の様子で筺体を蹴って行かれることもあります
これらは生のリアクションで、そこに嘘はありません。面白くないゲームには容赦ない評価が下ります。
雑誌やブログのレビューとは一味違う、非常にシビアで、かつ信頼性の高い評価を得ることができます。
家庭用ゲーム機向けのゲームでも、ゲームショーへの出展、体験版の配布などで同等の効果を得ることができますし、社内の他チームの人に遊んでもらったり、一般公募でテスターを募ることもあります(β版など)。
上記は広く意見を求めてよりよいゲームにしていくための手段であることに変わりはなく、企業努力の一環ですね
今後も発売前に行列ができるような、魅力あふれるゲームを作っていきたいと思います
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