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HEXA BLOG

日記

HEXA BLOG日記2008.9.12

ゲームプログラマーという職業の説明

こんにちは、ナカムラです。
ゲームプログラマーという職業を志す方々に聞いてみたいことがあります。
「ゲームプログラマー」という職業を、他人にどう説明しますか?
これ、結構難しいんですふらふら
プログラミングのことを理解してくれている人になら、説明は簡単です。
でも、それを知らない人に説明するのは、骨が折れます。
例えばプログラムの事を全然知らない友人に、自分の携わったゲームを説明するとしましょう…


「へー、このゲーム作ったんだ?
 どれを作ったの?このキャラクター?」
「そうそう。」
「へぇ、絵上手いんだね。」
「いや、絵はデザイナーが作ったの。
 それじゃなくて、動きとかを作ったんだよ。」
「動き?ああ、この剣の振り方とか、格好いいね。」
「あ、それは剣振りモーションを作るデザイナーが作ったんだよ。」
「?じゃあ君は一体どこを作ったの?」
「ジャンプとか…」
「へー!ジャンプの動きと剣振る動きって、別の人が作ってるんだ?
 じゃあさ、走るのと歩くのも、専門に作る人がいるの?」
「いや、そういうわけじゃなくて…あせあせ(飛び散る汗)
 あそうそう!敵キャラクターのAI(思考部分)を作ったりしてるよ!」
「そうなんだ?
 そう言えばこの敵、嫌なフェイント攻撃してくるよね!
こういうのを考えてるんだね?」
「えーっと、それはプランナーが考えたんだけど…たらーっ(汗)


…なんて、要領を得ない会話になる事も。
上の会話だけ見ると、まるでプログラマーが何もしてないかのように見えるかもしれませんが、そんな事ないですよ!
確かに最近では、ツールなどの充実により、プログラマーを介さずに、プランナーやデザイナーの方だけで十分な調整が可能なようになってきました。
ユーザーの目に触れる部分は専門家に任せて、プログラマーはプログラマーにしかできない作業に特化するという傾向が強くグッド(上向き矢印)なっています。
プログラマーの専門分野というと…ユーザーの目に触れない、縁の下部分が多いんですよね。それゆえ「これを作ったんだよ!」とゲーム画面を指さして説明することが出来ず、歯がゆい思いをする事もあります。
最後に、ヘキサドライブ社員に聞いた、プログラマという職業の説明の仕方をご紹介します。
レストラン仲間が作ってくれた素材を使って料理を作り、お客様に提供する料理人。
でも、どんな料理を作るのかを自分の一存で決める訳ではなく、味付けの方向性を打ち出す人は他にいる。最後に、味付けを整えたりもする。
家同じく仲間が用意してくれた、外装、インテリア、図面などを元に建物を作る大工さん。
車(セダン)ゲームを車で例えると、制御系、駆動系を作る人。
猫プログラムという言語でコンピュータを操る調教師。
トイレ人形劇で言うところの、人形を動かす人。
映画映画で言うところの、カメラマン。
モータースポーツF1レースでのメカニック。
他の職業に例えてばかりですが、なんとな~くイメージは伝わるのではないでしょうか?
プログラマーという職業の説明に困った時には、参考にしてみて下さい。

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