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HEXA BLOG

日記

HEXA BLOG日記2009.3.3

キャッシュ

こんにちは「オクダ」です。
気が付けばもう三月exclamation
今日はひな祭りですね揺れるハート
最適化の話が続いているので今日はキャッシュについてお話ししましょう。
コンピュータにはキャッシュという概念が必要不可欠です。
一般的にキャッシュといえばCPUが持っているメモリキャッシュでしょう。
最近では一次キャッシュ、二次キャッシュなどがあり容量が多いほど良いとされています。
近年、CPUは技術革新と共に高速化してきました。新幹線
メモリも同様に高速化していますが、CPUに比べるとその進化のスピードは遅く、どんどん取り残されています。電車
CPUがメモリとやり取りすると、メモリの仕事が完了するまで待つことになります。
せっかく高速化したCPUも、メモリに足を引っ張られて力を発揮できなくなってしまいます。
そこで、メモリより高速にやり取りできるキャッシュというメモリを用意し、足を引っ張られないようにしようという作戦が考え出されたのです。ひらめき
皆さんが自宅の机で作業している時、何か調べる必要があるたびに図書館に出かけて本を探し、内容を確認して帰ってくる、、、、なんて考えられないですよね。
本を借りておけばいちいち図書館まで行かなくてもいいし、本棚から出して手の届く所に置いておけば時間を節約できます。
机の上に開いて置いておけば、すぐ読む事が出来ます。
全て完璧に暗記してしまえばパーフェクトですexclamation×2
しかし、図書館の本全てを借りてくることは不可能ですし、本を広げる机は有限です。
広すぎる机に本を広げても逆に効率を落とすことになります。
図書館の本を全て完璧に暗記することが出来ますか?
このように時間的、空間的に非効率なものを必要な分だけ手近な所に用意し、効率的にしようというのがキャッシュの基本的な考え方です。
コンピュータの世界では、メディアorネットワーク、ハードディスク、メモリ、メモリキャッシュ、レジスタの順にキャッシュしていきます。
それぞれの場所は有限なので、当面使わなくなったモノは必要なら情報を更新して元の場所に返してあげたり、捨ててしまったりします。
その間、圧縮などを組み合わせ、多くの情報を効率的に扱うよう頑張っているのです。
キャッシュという考え方は日常生活でも自然に使っています。
お出かけする時に必要な物だけカバンに入れたり、銀行からお金をおろしたり。
食材を買ってきて冷蔵庫に保管し、料理の時に取り出すのもキャッシュです。
三月になって春到来です。
タンスやクローゼットにある冬服や、冬用の布団、鍋セットなんかも、そろそろ不要になってくる頃です。
必要なら圧縮(アーカイブ)して、押入れの奥にしまい込んでしまえばいいのです。
今週末はアーカイブしておいた春服を出して、春を感じに出かけましょう!晴れ

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