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HEXA BLOG

日記

HEXA BLOG日記2018.3.27

集中のしかた

お久しぶりです。
ナカムラです。

前回は、多くのタスクをこなすためのToDoリストについて記述致しましたが、今回はその続きとして、タスクをこなすための集中のしかたについて、話をさせて頂きます。

例えば、トータルで1時間掛かる作業を、1時間ぶっ続けでやるのと、ある程度細切れでやるのと、どちらが効率が良いでしょう?
割と集中力を必要とする作業を行うと仮定します。
”そりゃあ1時間ぶっ続けの方が成果は大きいでしょ!”
”いやいや、そんなに集中できないし、15分おきに休憩は必要!”
というように、色々意見があると思います。

続けて作業する時間が長すぎると集中力が切れて効率が悪くなるのは確かですし、かと言って余りに細切れの時間に分断されてしまうと、集中できなくなって効率は悪くなると思います。

そもそもみなさんは、”集中する”という事に関してどのようなイメージをお持ちでしょうか?
私がイメージする”集中する”という行為は、海女さんのお仕事に似てます。
海女さんが海に潜って海産物を獲る時って、大きく息を吸って、できるだけ海底で作業できる時間を長くするように心がけてますよね(多分)。

作業する時間がまとまっているほど、より深く潜れた上に、海中で収穫を得る機会も増えます。
あまり長く潜ってると息が続かなくなるので、どこかの段階で作業を中断して、いったん休憩する必要があるという点も似てると思います。
仮に、潜ってすぐ海面に戻る…なんてことを繰り返していたら、非効率であることは容易に想像できますよね。

このイメージを図にすると、以下の通り。


この図の、緑色の部分の面積を大きくすることが、作業成果最大化の為に必要なわけです。
途中で何度も作業を中断した場合…


合計ではどちらも60分程度作業したにも関わらず、緑色の面積が明らかに小さくなってるのがお判りでしょうか?

仮に「自分は作業開始と同時に、集中力MAX状態に持って行ける!」という人であれば、作業を分断されたとしても、ほぼ影響ないという事になるでしょうね。
私も、どうしても作業を中断しないといけない場合は、中断時の頭の中にある情報をできるだけテキストに書き出して、再開がスムーズにできるように心がけています。
集中している時に他の人に相談を持ち掛けられた際、頭の中の情報を書き出すために「2分頂戴!」という事もよくあります。

私なりに意識している、集中する事の効果の上げ方は、

・周りの状況が許せば、自分の限界まで集中を続けるのが良い。
・作業開始(再開)時には、速やかに集中できるようにするのが望ましい。

という事になります。

私自身も集中する事の大切さは理解しているつもりなので、他の人が作業に集中している状況で声を掛けるのは凄く躊躇われます。
かといってそれを気にしすぎて他人の集中を途切れさせないように、相談の機会を控えるなんて事をすると、チーム全体の効率が落ちたりします。
なので、相談できることはできるだけまとめる形にした上で、相談対象者の集中を細切れにさせないようには気遣っています。

海女さんのお仕事は大変なことだと思いますが、1点羨ましい所として、「潜っている事(作業している事)が他人にもわかる」という所です。
一方、デスクワークで考え事に集中している姿は、他の人からは声を掛けて良いのかどうか分かりにくいものだと思います。
「今はちょっと集中させて欲しい!30分だけでも!」
という事を周りにアピールできる手段ないしアイテムって無いものですかね…。

では、また。

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