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HEXA BLOG

ライフハック

HEXA BLOGその他ライフハック2020.12.10

面倒なことはNFCに任せよう

こんにちは、今回初ブログになります。
東京開発プログラマーのあまなっとうと申します、よろしくお願いします。

プログラマーをやっていると面倒な作業や時間のかかる処理を自動化することがありますが、
日常のちょっとしたことでも自動化はしたくなります。
ということで今回は僕が普段行っている自動化のお話をしようと思います。

個人的に気に入っているのがスマホとNFCタグを連動させた自動化です。
AndroidでもNFCを扱う機能があると思いますが、
僕が普段使っているのがiPhoneなのでそちらについて書こうと思います。

NFCはSuicaやamiiboにも使われている近距離無線通信規格ですね。
NFCタグは通販サイトなどでも手軽に購入することが出来ます。

201210-00-NFCタグ
NFCタグ これは10円玉くらいのサイズでシールとして貼れるもの

このNFCタグにスマホをかざすことで情報を読み取ることが出来ます。
(古めのスマホなど対応してないものもあります)
僕はこれを色々なところにペタペタと張り付けて使っています。

■NFCをショートカットアプリのトリガーとして使う

iOSの標準アプリ「ショートカット」を使うと、
登録した一連の動作をワンタップで行わせることができます。
iPhoneではタップする代わりにNFCタグにかざすことでショートカットが起動できるので
組み合わせると、かざすだけで複雑なことをやってもらうことができるようになります。

タイトルでNFCに任せようと書きましたが、
NFCはただのトリガーで実際の処理はショートカットアプリ側で行います。

201210-01-ショートカット
複数の動作を登録して行わせるショートカット

201210-02-スキャン
NFCタグをスキャンしておくと、トリガーとして使えるようになります。
Suica等もトリガーにできます。

■スマホをかざすとワイヤレスイヤホンと接続して音楽を再生する

iPhoneをかざすと自動でAirPodsと接続を行って、ミュージックアプリのプレイリストやPodcastを再生するようにしています。
玄関にNFCタグを貼っておいて、出かけるときにパッとかざします。
使い方としては王道かなと思います。

201210-03-ショートカット

今はApple製品同士であればAirPodsの切り替えを自動で行ってくれるようになったので、
ありがたみは減りましたが「自宅では他の端末に接続して、外出時はiPhoneに接続しなおす」
という使い方をしている場合に、いちいち画面を開いて再接続する手間がかからないのでラクチンです。
ロック解除せずに再生できるのも地味に便利です。

■デスクにスマホを置いたらポモドーロタイマーを開始する

ポモドーロテクニックと呼ばれる「25分作業→5分休憩」を繰り返す時間管理方法がありますが
その為のタイマーです。
専用のアプリも色々なものが存在していると思いますが、ショートカットアプリとNFCを使って作ってみました。
201210-04-ショートカット

現在の時間を取得して25分後にリマインダーで完了の通知をするように設定しているだけです。
最初は時計アプリに25分タイマーを実行させるショートカットを作成していましたが、
最終的にこのやりかたに落ち着きました。
僕はそこまで時間厳守でやってなくて、集中するためのきっかけにできればいいので、
主張しすぎず時間を教えてくれるのがありがたいです。

201210-05-リマインダー
リマインダーを開くと実行したポモドーロの数がわかるので、どのくらい作業が出来たのかざっくり振り返れます。
確認するまでリマインダーに残り続けるので嫌でも振り返ることになります。

タイマー開始時に音量を下げたり、おやすみモードをONにして着信や通知がこないようにするということもできそうです。
ポモドーロ用のアプリも色々試してきましたが、デスクにNFCタグを貼っておけば、
スマホを置くだけで作業モードに入れるので今はこれが気に入ってます。

■家電に貼ってマニュアルページやエラーコード一覧が開くようにする

ただURLを開くショートカットを実行するだけです、
モノに貼るブックマークのようなイメージで使ってます。
QRコードより使いやすいかなといった印象です。
あんまり必要にならないですが、やりたいからやりました。

■ショートカットだけでも

もちろんショートカットだけでも使用可能です。
クリップボードの内容を取得して翻訳サイトで和訳するショートカットを作ってみました。

201210-06-ショートカット
翻訳したいテキストをクリップボードに保存した状態で、ショートカットを実行すると。

201210-07-翻訳
うまくいってるようです。

ショートカットはホーム画面や、共有ボタンに追加することが出来るのでそこから呼び出せます。
画像ではDeepLを使っていますが、Google翻訳等でも可能だと思います。

クリップボードから取得している部分を「ショートカットの入力」というのに変えると、
範囲選択している文字がそのまま(クリップボードに保存しなくても)入力として受け取れたので
そのほうが使い勝手がいいかもしれません。

if や for のような条件分岐やループ処理にも対応していて
SSH経由でコマンドが送れたり、環境を整えればpythonを実行したりもできるみたいなので
アイデア次第で色々やれそうです。

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