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HEXA BLOG

その他

HEXA BLOGその他2017.6.12

旅をしているとアントニオ猪木の言葉が身に沁みると思ったはなし

皆様、すごくお久しぶりです。
大阪開発3Dグラフィックデザイナーの降旗です。

 

もうお忘れかと思います(僕も忘れかけてました)が、
前回のブログ大阪からしまなみ街道を通って愛媛までの自転車旅行を始めており、
倉敷に到着したところで【後編】を予告して終わっておりました。

 

というわけで、予告通り、
「大阪~愛媛自転車旅行~しまなみ街道を渡って~【後編】」
をお送り致します。

 

①倉敷→尾道
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倉敷を後にして、瀬戸内海沿いをひたすら西へ。

 

尾道はしまなみ海道への玄関口という事もありますが、
もう一つ楽しみにしていた事が。
そう、「尾道ラーメン」です!
ラーメンをおいしく食べるために、
自転車ツーリングでは禁忌に近い空腹状態で尾道に到着。

 

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…なるほど。

 

尾道ラーメン御三家全滅。

 

 人気ラーメン店に夕方に行ってやっている筈もありませんでした…

明日食べよう…

 

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傷心のまま本日の宿にチェックイン。
尾道でお世話になるのは「天然温泉 尾道みなと館」さんです。
あれほどオシャレな宿はダメだ言っているのに…
※実際にはすごくキレイで落ち着ける宿です!
 尾道にお越しの際にはお勧めです!

 

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一方で自転車の街尾道ならではの心配りが非常にありがたい。

 

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室内にはこれまたオシャレな二段ベッドがあって、とても爽やかな印象。
友達や恋人と一緒に泊まったら楽しそうですね!

 

僕は一人で両方のベッドを行ったり来たりして楽しみました。

 

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あ、猫がかわいい。

 

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ラーメンを食べ損ねたため持て余している胃液をどうにかするため、
もう一つの名物「尾道焼き」を食べに夜の尾道に繰り出します。
お店は「お好み焼き すみチャン」さん。

 

何か懐かしい感じのする店内。
鉄板が期待感を煽りますね。
「尾道焼き」と「ふるさとレモン(レモネード)」を注文しました。

 

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来ましたー!
ラーメンを入れるために空けておいた胃のスペースを
十分に満たしてくれるであろうこのボリューム!
尾道焼きの特徴は「イカ天」「砂肝」「蒸し麺」が入っている事らしいです。

 

レモン生産日本一の広島県産レモネードも美味しかったです。
落ち着いた感じのお店なので、尾道を訪れた際は是非!

 

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RGBにライティングされた港のクレーン達を眺めながら、
夜が更けていきました…

 

②尾道(休息日)

翌日です。
今回の旅では一つ今までにない制度を導入しております。

 

その名も…「休息日システム」!

 よく考えたら、

「絶対に毎日移動し続けなければならない」と誰が決めたんだ?
という素朴な疑問に端を発し、この度正式な制度として制定されました。

 

というわけで、本日は尾道観光に出かけます。

尾道は映画「時をかける少女(1983年)」のロケ地という事もあり、
全然世代じゃないんですけどロケ地めぐりをしてみました。

 

ラーメンも忘れずに食べます!

 

僕の純粋な観光など誰も興味がないと思いますので、
この日はダイジェストでお送りいたします。

 

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中華そば つたふじ」さんで念願の尾道ラーメンでお腹を満たした後、

 

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主人公の和子タイムリープして訪れた神社「艮(うしとら)神社」にお参り、

 

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時をかけるシーンで和子が駆け下りた路地を通り、

 

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あ、猫がかわいい。

 

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タイムリープ時に時計の針がグルグル回った「梶山時計店」を通り過ぎて、

 

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主人公の通った高校に使われた「長江小学校」に至る階段を全力で駆け上がるも、

タイムリープは出来ず

 

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老朽化の著しい和子の家「旧小浜邸」に時の流れを感じながら、

 

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何気なく坂を下っている際に後輪をブレーキロックしてしまいタイヤがバースト

 

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近くのプロショップで修理に、

 

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その後「朱華園」さんで夕食に再びラーメンを入れ、

 

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前日と同じ「天然温泉 尾道みなと館」さんでゆったりとお風呂に浸かって
一日を終えました。

 

こういうゆとりのある旅をずっと望んでいたんだなぁ…

 

③尾道→今治

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前日に移動していたわけでもないのにパンクする、
という珍事の記憶を振り払って、
今日からはいよいよしまなみ海道を通って移動を開始します。

 

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まずは、昨日行けなかった「尾道ラーメン 壱番館」さんでラーメンを入れます。
これで御三家を制覇しました!

 

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しまなみ海道を渡るにあたって、
本来ならば「向島渡船」で行くのが一般的なのですが、
どうせなら出来るだけ自力での上陸を果たしたいと考え、
「向島大橋」を自転車で渡る事にしました。

 

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結論から申しますと、お勧めできません…
とにかく道幅が狭く、危険な道でした。
車道を通っていたので、
自動車のドライバーの方々にはご迷惑をお掛けしてしまったと思います。
申し訳ありません。

 

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非正規な方法で「向島」に上陸し、
しまなみ街道に突入しました。
ここからは島→橋→島→…という工程を繰り返して進んでいきます。

 

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一つ目の橋、「因島(いんのしま)大橋」が見えてきました

 

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車道の下に歩行者・自転車専用の道がありますので、
それを使って「因島」へ渡ります。

 

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二つ目の橋、「生口(いくち)大橋」を渡って、「生口島」へ。

 

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ちなみに、しまなみ海道はサイクリストのために、
尾道から今治まで、サイクリングの道しるべである「ブルーライン」という線が引かれています。
これを辿って行けば、初心者でも迷わずに目的地まで辿り着けるようになっているんですね。
景色を楽しみたいのに大半の時間地図を見て過ごした、
というような事もなくなりますので、とても助かります。

 

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昼下がり、そろそろ小腹が空いてきたな…
という絶妙なタイミングで現れるのが知人にお勧めされていたジェラート専門店
ドルチェ瀬戸田本店」さんです。

 

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名物「塩ジェラート」「瀬戸田のはるか(ナツミカンの一種)」をダブルで注文。
はるかはサッパリとした爽快感を、塩は甘さとしょっぱさのハーモニーを提供してくれます。
美味しい!

 

しまなみ界隈は、愛媛にある伯方塩業さん(伯方の塩で有名)の工場があるために、
塩に因んだ名物が多くあり、このジェラートもその一つです。
サイクリストは常に塩分を大量に消費しながら移動していますので、
補給という意味でもお勧めです!

 

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しばらく海沿いの道が続きます。
気持ちいいですね!

 

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「多々羅(たたら)大橋」を渡って「大三(おおみ)島」へ上陸します。

 

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渡り切ると何やらぶっといブルーラインが…

 

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あ~、ここにあったんだ~。
まさか聖地がこんな所にあるとは。

 

台湾のサイクリングロードとの姉妹協定と、
国際サイクリング大会「サイクリングしまなみ」の開催を記念して建立されたものだそうです。

 

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大三島はしまなみ海道上で最も大きな島ですが、
脇をかすめるようにすぐ「大三島橋」を渡って、「伯方島」へ。

 

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伯方島もあっという間に通り過ぎて「伯方橋」で
しまなみ海道最後の島である「大島」に上陸します。

 

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もう一息で愛媛です。
徐々に日も落ちてきましたよ。

 

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いつもながら計画性がないため、完全に日が暮れてしまいました…

 

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あ、でも結果的にキレイ…
最後にして最も規模の大きな橋、「来島(くるしま)海峡大橋」を渡ります。

 

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遂に四国、愛媛県に上陸しました!
今夜の宿、「今治国際ホテル」さんです。
予想を超えるハイグレード!
それでいてリーズナブル!

 

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なんという豪華さ。
僕自身が飛翔してしまいそうです。

 

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お部屋も広々、キングサイズベッドです!
しまなみ街道を制覇したことで夜景も王様気分で堪能できました。

 

④今治→松山→松山空港
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主目的のしまなみ街道を渡り切りましたので、
ここからはダイジェストでお送りいたします。

 

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姫路城の臣下として「今治城」を城攻めした後、

 

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愛媛県の突端、大角鼻(おおすみのはな)で一人たたずみ

 

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戦の傷を癒すため、
道後温泉本館」にてしばしの休息を取り、

 

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あ、猫がかわいい。

 

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長すぎる石段を全力で駆け上がるも、

やはりタイムリープは出来ず

 

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再び姫路城の臣下として、今度は豪雨の「松山城」を城攻めし、

 

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戦場で、敵味方を越えた友情を育みつつ、

 

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「松山空港」にて自転車をトランスフォーム

 

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そのまま機上の人となりました。

 

さて、長々とお付き合いいただきましたが、
「大阪~愛媛自転車旅行~しまなみ街道を渡って~【後編】」これにて終了です。
最後までお付き合いいただいてありがとうございました。

 

では、例によってこの旅から何かしらの教訓を導き出していきましょう。

 

今回は簡潔に行きます。

 

教訓その1 猫がかわいい。

教訓その2 全力で駆け上がってもタイムリープは出来ない。

教訓その3 人生にブルーラインはない。

 

なんか恥ずかしい感じになりましたけど、以上です。

 

今回の旅は終わりましたが、
僕の「日本縦断の旅」という野望はまだまだ続きますし、
ゲーム開発者としての旅路も未だ果てが見えません…

 

僕の尊敬する哲学者の言葉にこうあります。

 

「道」
この道を行けばどうなるものか、
危ぶむなかれ。
危ぶめば道はなし。

 

踏み出せばその一足が道となり、
その一足が道となる。

 

迷わず行けよ。
行けばわかるさ。

 

ありがとう!

 

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このペダルの一踏みがブルーラインになると信じて、
次の旅に行ってきます!

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