HEXA BLOG
ヘキサブログ
その他日記
教わるときと教えるとき
お久しぶりです、ナカムラです。
先日、自分が詳しくない分野のことに関して、人に教えを請う機会があったのですが、
教えて下さる人との知識差がありすぎて、1割も理解できない…という事がありました
自分の知識量の無さが主な原因なのですが、こういう時ってみなさんならどうします?
かなり前のTV番組なのですが、ある有名なプロ野球のエースピッチャーが特技のダーツを披露していました。
それはもう天才的な腕前で、ダブルブル(ダーツの的の中心)に当てるのは当たり前
フィニッシュまで12点に至った時、あえて12のシングルを狙わず、
「これで6のダブルを狙わないとかっこ悪いですよね」
と言いつつ、的の縁にある狭い部分を狙って、あっさり当ててました。
あまりの腕前に感心したインタビュアーが、
「どうしてそんなにピッチングもダーツも上手いんですか
何かコツを教えてください」
と質問したところ、
「狙ったところに当てるだけなんで、特にコツとかは無いです」
とのお答え。
私も以前ダーツをやっていたので、どういうコツを聞けるか期待していたのですが…。
努力を登山に例えると、ここまでの才能を持った人って、最初から8合目辺りにいる人なんじゃないかと思うんです。あるいは、特に意識することなくすんなり8合目まで登れたか。
そういう人に、
「3合目で躓いてるんですけど、登り方を教えて下さい」
と聞いても、そりゃあ答えるのは難しいんじゃないでしょうか?
そういう人に対して教えることができるのは、むしろ人一倍苦労して5合目に達した人ではないかと思います。
これから社会に出る学生さん。
会社に入れば、周りには既に何合目にも達している先輩方ばかりになると思います。
中には何度説明を聞いても分からない時もあるでしょう(冒頭の私ですね)。
そんな時には、ちょっと別の人の説明を聞いてみる、複数の書籍を当たってみる、ネットでも調べてみる…という考えにも頭を巡らせてみて下さい。
そうやって一歩一歩着実に登った努力は、次の後輩に同じ事を教えるときに役立つはずです
では、また
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