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プログラム
原因、見えますか?
7月も中旬になり、夏が近づいてきたかなと思う今日この頃・・・
まだまだ、梅雨は健在だと雨がアピールしてきます。
雨は大切ですが、蒸し暑くなるのは許して下さい・・・・わがままですかね
こんにちは、ハラです。
今回は、プログラムでエラーが発生した時について書いて見たいと思います。
といっても、単にエラーというとものすごく広い話になるので、
Rubyでちょっとしたツールを作り、それを使う時の1例に留めたいと思います
尚、Rubyのバージョンによって、これから書く出力内容が違うかもしれませんが、
そこは各環境に置き換えて頂ければと思います
ということで、まずはファイルを読み込んでみましょう
File.foreach("test.txt") do | line | puts line end
上の例では、ファイルから1行ずつ読み込み、その内容を出力しようとしています
test.txtファイルが存在すればその通りの動きになりますが、
ファイルがない場合は、以下のように表示されました。
test.rb:1:in `foreach': No such file or directory - test.txt (Errno::ENOENT) from test.rb:1
test.txtという名前のファイルかディレクトリがない。といった内容ですね。
実際にコードを書いた人には十分な内容ですが、
中身を知らない人やプログラムを知らない人には、ちょっと不親切かもしれません
なので、ファイルが存在するか事前に調べるように変えてみましょう
name = "test.txt" if !File.exist?(name) puts "#{name}ファイルがありません。スクリプトがあるディレクトリに#{name}を置いて下さい。" exit -1 end File.foreach(name) do | line | puts line end
事前に調べてファイルが存在しない場合は、日本語でエラーの内容を伝え、
簡単な解決方法を提示するようにしました。
変更する前に比べると、多少は分かりやすくなっているかと思います。
他にも、
ファイルは存在するが、読み込むデータがなかったケース
読み込んだデータが不正だったケース
正しく処理出来たが、出力が出来なかったケース
などなど、ツールを使う際に起こりそうなエラーは色々考えられます。
これらのエラーには、原因を正しく伝えれば、ツールの使い手側で問題を解決出来るものがあります。
そんな時は、コーディングを行う時点で手間をかけ、
エラーの解決方法まで提示出来るようにするのもありかなと思います。
使い手側の手間を減らせるだけでなく、作り手側へのエラーの問い合わせが減り、
結果的には、全員の効率があがるかもしれませんよ?
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