こんにちは、ハットリです。
今回は昔のプラモデルの話。
30年以上前のプラモは作ってみると「なんか違う」感があり
かといって「ここをいじれば良くなる」を見切るのは
当時ちびっこだった自分には相当難易度が高かったです。
(ザクの「ハノ字改造」とかは、違和感を上手に言語化していたと思います)
バンダイは昔のプラモデルを定期的に再販してくれるので
その度に起こるのが
「当時はできなかったけど、頭の中にあったイメージを
いかに最小限の改造だけで実現するか」
祭り。
あえて「素材の良さ」を活かすというものです。
例えば先日再販されたダンバイン
開田裕治先生のボックスアートを見て「わお‼」と思ったものです。
①胴体幅を詰める
②股関節&踝をアルミ線接続
③ふくらはぎを宮武&湖川画稿に寄せてアシンメトリーに。
④関節は蛇腹に(非デカダン化)
という1時間くらいの改造。プロポーションは殆どいじってません。
(設定画の)線をいかに解釈するか? イメージをいかに再現するか?
という視点は、ゲーム制作でも大変発揮されます。
旧キットは低価格なので、造形を志す人には気軽なトレーニングとして
おススメです。