こんにちは!大阪デザイナーのハマグチです。
毎回絵を用意しているので、今回も描いてきました。
かんたんなぬりえです。
セルフで色を塗って遊びたいと思います。
左から、「炎・水・木・光・闇」です。
色の印象がカブらないように塗り分けるのが、案外難しいです。
光と闇は特に、個人の趣味が出ますね…。
2番目は「正義」「光」を配合したイメージで。ややラノベの炎使いキャラっぽくなりました。
3番目は「溶岩」「闇」を感じる、地熱系の炎のイメージです。
2番目は、色を単純にして昔のセル画っぽく…ちょっと対象年齢が下がって、時代が遡った感じがします。
3番目は、水彩画風の色合いで。彩度を下げているので、大人っぽくなりました。
別の人が塗ったらこうなります(左図)
(大阪デザイナーの、もっち が塗ってくれました!)
色鉛筆で塗ると、より「ぬりえっぽさ」が出て楽しいですね~。
ノーヒントで塗ってもらったのですが
私が自分の好みで塗ったもの(右図)と比べても
配色やパーツの扱い、カゲ・光の色にも差が出ていて面白いです。
ゲームでは、元の一枚のイラストから、
色だけ変えてバリエーションを持たせている事がよくありますが
(2Pカラーや属性違いの雑魚エネミーなど…)
元は同じ素材でも、配色を変えるだけで
「元とは別のものだと認識させる」
「属性や強さなど、能力を推測させる」
「作品の雰囲気・個性などを掴んでもらう」
…などの色々な情報を、ユーザーにひと目で伝わるよう、説明しています。
イラストに限らず、UIのパーツの色や、文字の装飾・強調なども含め、
ユーザーが色から得ている情報量は、多分ものすごく多いはずです。
配色に少し気を使うだけでも、デザインの説明力がぐっと上がるかもしれません。
思いつきでぬりえ遊びをしてみましたが、
色の引き出しを増やすのに、案外こういう遊びも役に立つかもと思います。
市販のぬりえでも同じように遊べるので、童心に返って試してみて下さい!
(幼児向けぬりえを成人が購入すると、店員さんにチラチラ見られるのでお気をつけ下さい)
では!