こんにちはkayanuma.です。
こんなアイテムを手に入れました。
DSO138という簡易型のオシロスコープで、組み立てキットになってます。
完成品もあるようですが、キットの方がちょっと安いです。だいたい2~4千円ぐらいで買えます。
・・と本来なら組み立てていく過程を写真で辿ると楽しいブログになるはずなのですが
うっかり全部組み立ててしまったのでいきなり完成写真となっております。
電子基板がむき出しなので、ケースは別途買うなり自分で作るなりしなければいずれショートしそうですね。
組み立てにあたって説明書は良くできていて組み立てそのものは難しいところはなく、すんなり完成するのですが
いくつかチップ部品を使っているところがあって
もはや老眼の自分にはつらいものがありました。拡大してみるとはんだ付けが汚い。。
テストにオーディオ測定用の発振器の出力を見てみました。
波形と同時に様々な情報が表示されて便利な感じです。
正弦波を見るだけではつまらないのでこんなキーボードを引っ張り出してきました。
アナログシンセサイザーです。何年も放置され若干故障気味。
そういえばずっとまえにアプリの効果音をコイツで作ったことがありました。
ではシンセから出てくる音の波形を見てみます。
・ノイズ
ザーという音ですね。
イメージ通りのぐちゃぐちゃした波形です。
・ノコギリ波
プーという感じの金管楽器系の元になる音色です。
名前の通りギザってます。
・矩形波
ポーという感じの木管楽器系の元になる音色。不思議と見た目と音色が連動しているような気がしませんか?
理想的な波形よりも形が歪んでいますが、この年代のシンセはだいたいこんな感じです。
・矩形波にローパスフィルター(低い音だけ通るフィルター)をかけてみると高い音の成分が無くなり丸みを帯びました。
実際の音色も丸い感じになります。
フィルターのかかり具合を連続的に変化させてみます。波形の変化と同時に音色が変化しているのがわかりますでしょうか。
鍵盤を押して音を出すたびに音色が変化するようにセットするとシンセサイザーっぽい感じの音になります。
このオシロはお安いくせに単なる波形の表示にとどまらず、ピーク電圧や周波数など様々な情報が表示できます。
さらりとやってくれちゃってますがこの価格では画期的な機能ですよ。