ハローハロー。東京デザイナーのとりっぴー です。
あったかぁ~いお茶が飲みたくなる季節ですね
最近、バリスタ・オサえもんさんが様々なラテに挑戦しているようですが、
私も仕事中リフレッシュしたい時にお願いすることがあります。
ラテをお願いすると、こういった様子でバリスタが美味しく淹れてくれます
~バリスタ特製★ロイヤルミルクティーラテの淹れ方~
近頃ではコーヒー以外にもリクエストがあるようで、
抹茶やココア、ミルクティーなども加わり、メニューも充実してきました
そんなある日、オサえもんさんから
「種類が増えてきたし、誰かメニュー作ってくれないかな~(チラッ)」
とリクエストがあったので、作ってみました
いつも美味しくご馳走になっていますしね。(決して某ラーメンの報酬につられたわけではないですよ)
■バリスタからの要望
・カフェらしいデザインで種類・値段が分かれば何でもOK
・完成はいつでもいいよ~
……と自由だったので、ある程度制約を付け加えてみました。
■自分でプラスした条件
・喫茶店の前にあるようなボードのイメージ
・期限はブログの日まで、業務時間外で手早く作る
・完成を目指しすぎず楽な気持ちで。反響次第でバージョンアップすればOK
せっかくなので、簡単にですが制作過程を紹介します。
~ドリンクメニュー制作の流れ~
①Illustratorで簡単なラフを。
かなり粗い状態ですが、情報が不足していないか一旦オサえもんさんチェック。
②そのまま進めてOKとのだったので清書へ。
Illustratorの機能で、パステル調のマーカーで手書きしたような質感を加えていきます。
■ポイント① マーカーで塗りつぶしたような表現
テキストのパスをアウトライン化>効果>スタライズ>落書き で変形
■ポイント② アウトラインの線に強弱をつける
「可変線幅プロファイル」をデフォルトの「均等」の設定から変更
■ポイント①②を組み合わせるとこんな風合いに
③途中でメニューの値段や種類が変更されたので、
文字の間隔などバランスを整えて修正。
④さらに項目の区切りを追加、文字が見やすいよう背景の色なども調整。
最期にPhotoshopで木枠などを描き加えて、データ完成
印刷して透明なバインダーに挟み、ドリンクを淹れるスペースに置く予定です
メニューは作ったことが無かったので、新鮮でした
また、ゲーム開発では普段、制約の中でデザインをすることが多いのですが、
逆に自由すぎるとデザインの方向性を定めるのが難しい……です。
その時々に合わせて、自分の中で条件(目標)を設定すると作りやすくなりますね
些細なことかもしれませんが、
こういったメニューのように、自分ができることからひとつずつ……
「お客様にエンターテイメントを届けるお仕事ならば
まずは身近なひとを楽しませることから」
ということを、忘れずにいたいです
ではでは、本日はこのあたりでドロンします。