こんにちは!
今年新卒で入社した新人プランナーのタイセイです!
初ブログ投稿ということで、せっかくなんでプランナーらしく、
今回はゲームの観戦について少し書いてみたいと思います!
近年はe-Sportsで、ゲームをスポーツ化しようという試みが盛んです。
ゲームを実際にプレイして楽しむだけでなく、観戦して楽しむことにもフォーカスしています。
しかし、実際にはプレイしたことのある人には状況が分かるけど、
初見の人には到底何が起こっているかわからないタイトルが多いと思います。
よくわからなくなってしまう理由の一つは、まず、プレイヤーと観戦側との間に情報格差があるからだと思います。どういう効果があるか分からないスキルや、
細かなエフェクト表示や足音での判断などが入ってくると、
プレイヤーがなぜその行動を取ったかが分からず、
観戦する側としては常に情報が後追いとなってしまいます。
こういった、次どういう行動を取るだろうという推測の余地が少ない状態が続くと
「よくわからない」「面白くない」に繋がります。
逆に、カードゲームで両者の手札が見えている状況や、ホラーゲームで
どこで驚かせにくるか分かっている状況などは見ていて分かりやすく、面白いと思います。
「観戦する側の方がプレイヤーに対して情報にアドバンテージがある状態」が、
観戦を面白くする一つの要素なのではないかと思います。
もう一つは、カメラの少なさです。
多くのタイトルの観戦画面の多くは、
プレイヤー視点のカメラをそのまま映すというもので、
観戦する側は、複数のプレイヤーの主観カメラを頭の中で複合して、
状況を把握しなければならず、どうしても後追いになってしまいます。
対して実際のスポーツであるサッカーのワールドカップの中継を例にとると、
<メインスタンド サイド>
●スタンド中央メインカメラ 1台
●スタンドカメラ 2台以上
●ピッチサイド 2台以上
<リバースサイド>
●スタンドカメラ 2台以上
●ピッチサイド 2台以上
<ゴール裏>
●固定カメラ 〈スチールカメラもありました〉2台以上 × 2
●ゴールネット左右固定小型カメラ 2台 × 2
●カメラクレーン 2台
その他、計30台以上のカメラが使われているそうです。
映像の質を上げて、観戦者側を楽しませるためこれだけのカロリーを割いています。
このおかげで、観戦する側は、ピッチにいるプレイヤーと同じかそれ以上に状況を把握できているはずです。
ここまでする必要はないにせよ、仮にもスポーツを名乗る以上は、
観戦者を楽しませるための配慮をゲーム側でももっと工夫していけそうですね。
ゲームを観戦して楽しむという試みは、今後も広がっていきます。
そんな中で「見ていて面白い」は、タイトルを目立たせる一つの要素になりえるかも知れません!
まとまっていない気がしますが、今回はこのへんで!