「ポケモン捕まえに行こ~!」
ポケモンGOが配信されてからは休みの日になると、いつも息子にせがまれています。
大阪城公園、扇町公園、円山公園、大浜公園、靱公園…。
毎週、色々な公園に親子で出かけてポケモン採集してますが、なかなか図鑑が埋まりません。
ポケモンマスターへの道は険しいですね。
こんにちは、イヌカイです。
さて、息子も今年で6歳になりました。
もうそろそろ”芸術”というものが分かる年頃?
そうだっ、美術館デビューさせよう
という訳で、息子を美術館に誘ってみました。
「美術館に絵を観に行こっか?」
「嫌~っ、行かな~い!」
反抗期なので素直には聞いてくれません。
(ふっ、ふっ、ふっ、お父さんは反抗期のお前を素直にさせる魔法の呪文を知ってるんだよ…。)
「美術館の隣の公園に、ポ・ケ・モ・ン・で・る・よ」
「行く~!!!」
この呪文、最強ですね。
初めての美術館で息子が飽きずに最後まで興味をもって観てくれるように、
こんな提案をしました。
「自分の好きな絵を言い合いっこしよう」
私が好きなのは、やっぱりルノアールの「白い服の道化師」。
それから、モネの「グラジオラス」。
それに対して息子が「これ、一番気に入った!」と指差したのは、
エルンスト・ルートヴィヒ・キルヒナーの「月下の冬景色」。
(エルンスト・ルートヴィヒ・キルヒナー???しっ、知らない…)
「二番目はこれ!」と選んだのはオディロン・ルドンの「心に浮かぶ蝶」。
(オディロン・ルドン??? コノヒトモシラナイ…)
私の知らない二人の画家の絵を指差した息子を見て、有名な画家の絵ばかりを選んだ
自分がちょっと恥ずかしくなりました
好きな絵を選んだつもりだったんですが、無意識のうちに「有名な画家の絵が良い絵だ」と
思い込んでいる自分がいました…。
(おお息子よ、お父さんの心は曇っていたよ。気付かせてくれてありがとう。)
子供のようにピュアな心でいたいものですね。
暦のうえではもう秋です。
みなさんもピュアな心で芸術に触れてみてはいかがでしょうか?
それでは、また