台風がやって来て、夏も後半戦ですね。
現在リオオリンピック真っ最中ですが、中でも体操女子S.バイルス選手の床の演技を見て感動した
モーションデザイナーのおおみやです。
今回は前回に続いて、MAYAでこちらのgifのような「殺陣アニメーション」を作成してみます。
一週間前からコツコツと準備を始めましたので、その過程も紹介したいと思います。
かなりざっくりとしてますが、こちらが完成のイメージ。
どこからかニャン○大戦争という声が聞こえてきますが、どんどん行きます。
前回のブログはこちら
■一日目
リグの作成。2体分は面倒なので一体で作業します。
今回は動かしませんが、耳や尻尾などにも仕込んでみました。
■二日目
元々softImage3Dを使っていたので、ウィンドウを沢山出さずに、このような画面で作業しています。
stepカーブでざっくりとカメラアングルと殺陣の段取りなど全体の動きと尺を確認します。
動画で見るとこんな感じです。動きがカクカクしています。
■三日目~
後はコツコツと作っていきます。カメラに映っていないところはわりとざっくりしています。
完成のイメージがあるので迷い無く作業を進められます。
■最終日
カメラの確認と全体のメリハリの調整。一度クリップ化してトラックスエディタで編集しています。
投げ技による立ち位置の入れ替わり、複雑さとうねりが出ていたら成功ですが、どうでしょうか。
■おまけ
蛇足ですがviewport2.0でも出力してみました。
SSAOはお手軽ですね、プレビズ作成に便利です。最新のMAYA2017に搭載される
Arnoldもとても楽しみです。
次回はモーションキャプチャーで細かい動きを作ったり、尻尾や耳を動かしたり、
伸縮を入れて作り込んだり、ダミーモデルからちゃんとしたモデルに差し替えたり、
ユニティやUE4で編集したり、色々遊んでみようかと思います。
ヘキサドライブでは、殺陣の勉強で新宿のサムライブさん、板橋のスタジオ@Bosさんに
殺陣の体験をさせて頂いたり、パフォーマンスキャプチャーの勉強でツークン研究所さんに
伺ったり、アクティブに活動しています。
情熱を持って、キャラクターに命を吹き込みたい!もの作りをしたい!という
モーションデザイナー希望の方、ぜひ、ヘキサドライブにご応募下さい。
それではまた。