グラフィックデザイナーのナカノです。
気候もあたたかくなり寒く感じる日も少なくなりました。
寒がりの自分にとっては、ありがたい次第です。
この時期になりますと、社の採用活動の一環としまして、
作品展示会など専門学校を往訪させていただく機会がございます。
学生さんの学んできた事の集大成である作品を拝見したり、
学生さんと直接やりとりさせていただくありがたい機会です。
学生さんとやりとりや作品に意見しているその裏腹、
自分の学生の頃と比べると、皆さん上手だなぁ、と
恐縮しております。(正直言いますと…)
しかしながら、多くの学生さんとやりとりさせてもらって、
物足りなさを感じる事が多いです。
それは、学校の授業で教えてもらった内容(課題)だけで、
作品が完結していたり、授業で教えてもらう事の他に、
自ら手を伸ばして技術や知識を得ようとする学生さんが少ないように
感じています。
もちろん、課外で自己研鑽している学生さんがいない訳ではありません。
自ら進んで学習に励んでいる学生さんには申し訳ありませんが、
傾向として上記のように感じています。
授業で学んだ事を自分のスキルに変換する、
その内容を自身の作品制作に反映するだけで手一杯になる、
という事もあるかもしれませんが、授業で学ぶ事は概ねの場合、
基礎的な事であって、それはもちろん大切な事ですが、
現在の現場の技術や表現手法は多種多様です。
モデリング手法やテクスチャマップの種類など、
授業で学ぶ内容の他にも、ゲーム制作の現場で求められるスキルは、
幅広いです。
新しい事に自ら手を伸ばして知識を得るという事は
難しい事を勉強しなければなりません。
詰まるところ、私が申し上げたいのは、
新しい知識や技術を手に入れる事を「苦労」ではなく「楽しみ」として、
捉える事が大切だと思います。
授業で教えてもらった内容に加えて何か自身で身につけたプラスαを
もって就職活動に臨めば、他者より一歩前に出た状態で、
自身の目指すところに近づけると思います。
我々ヘキサドライブもそのような方と業務をともにさせていただきたい、
と願っております。
我こそは!という方、是非ご検討いただければ幸いに思います。
それでは失礼いたします。