少し前に電子工作というマイブームがやってきまして、
秋月電子さんデビューを果たしたGood Sunこと山口です。
プログラム結果が物理的に反映される感じ、凄く楽しいです。
そして電子工作の電子部分が落ち着いて、 工作パートに突入して一気にブームが失速している最中、 新しいブームが到来しました。
3Dプリンターです!
不思議ですよね、立体をプリントアウトするのって!
調べてみると、 私が使用しているmodoは3Dプリンタ用フォーマットに対応しているではないですか!
追い討ちを掛ける様に少し前に家庭向けに5万円を切ったモデルが発売されたので、 思わずAmazonでポチっとしてしまいました。
その流れから突然ですが、ダイコン王の野望ッッッン!! のグッズ化を待ちきれなかったので個人的に立体化したいと思います!
という事で、個人的にマスコットキャラだと思い込んでいる 悪ダイコンChanのフィギュア作成にチャレンジします。
今回は3DCGソフトでの下準備までの紹介をさせて頂きます。
ちなみに悪ダイコンChanはこんなキャラクタです。
(強力な火力を誇る魔法系のユニットです。)
こちらの画像と巷にあふれるフィギュアの写真を参考にざっくりとモデルを作っていきます。
使用するソフトはmodo801です。
OpenSubdivで有名なcatmull-clarkが使えるので比較的少ない頂点でサクサクっと作れるのがありがたいですね。
フィギュアを参考にしていたら何故か等身があがりました…
実は尻尾あるんですね。。。
で、こちらにボーンを設定してウェイトをざっくり設定したらポーズをとります。
modoってウェイト設定少し大変です。
(グリコ!!)
ポーズを確定したら調整したりスカルプトをする為に、 デフォーマーをフリーズして、 めり込みを解消したり、スカルプトをしていきます。
(後で知ることになりますが1mm程度の凹凸は3Dプリント時に消滅してしまいますので大半が無駄な努力でした…)
現在の家庭用3Dプリンターでは残念ながら複雑な形状を そのままプリントアウトすることは難しい為、 組み立てを考えて重なっているポリゴンをブーリアンでくり抜いていきます。
mesh fusionを持っていないので凄く涙ぐましくエラーポリゴンを修正しながらくり抜いていきます。
そして一通りの施術を完了した結果がこちら。。。
あれ…基と全然違う…のは気にしない…
なんかフィギュア参考にしていたら、 みんな等身凄く高いんですよ。
そしてSTLという形式で保存したら3Dプリント開始です!
(stlと聞くとC++が思い浮かんでなんかほっとしますね。)
ということで今回はこの辺で。
次回、ついに火を噴く3Dプリンター!衝撃と後悔の立体化編をお楽しみに