あっという間に夏が終わりを告げて、秋がやって来ました。
秋の夜長と言われますが、そんな夜長を乗り越えるゲームがついに出ましたね。
みんな大好きサイコブレイクです。
こんにちは、ホラーゲームといえばgood sunこと山口(B)です。
みなさん遊んでいますか?
サイコブレイクといえばパッケージが印象的です。
とても痛そうな有刺鉄線です。
ふとこの有刺鉄線どういう仕組みになっているのか気になったので、
今回のブログは突発的に有刺鉄線のモデリングに挑戦してみます。
使用ツールはmodo801です。
まずはネットで情報収集してみますが、とげの部分の構造が良くわからないです。
がそもそも幾つかバリエーションがあるようです。
ミニチュア用の有刺鉄線の作り方等を参考にしながら納得いくまで確認します。
手元に針金があると断然考えやすいです。
考える事30分。。。
どうやらパッケージでも使われている巻き方が一番単純なようですね。
構造も分かったところで早速作り始めます。
鉄は熱いうちに巻けです。
まずはカーブツールでカーブを作ります。
modoはスナップが優秀という話をよく聞きますが、
面白いように思ったようなスナップをしてくれます。
グリッドスナップを利用して程良い所にポイントを打ちながら直線を作り、
複製して対角線上に配置します。
続いてツイストで720°ねじります。
こんな感じになります。
このカーブを基に4角形をカーブで押出します。
パスに整列のチェックを外すのを忘れずに。
すかさずCatmull-Clarkに変換しておきます。
これで基になる鉄線部分が出来ました。
次に有刺な部分を作ります。
この部分は2本の針金を巻きつけて4本の棘を作っています。
今回もカーブで押し出すわけですが、
ネットで紹介されていたmodoで超簡単にバネを作る方法を使います。
ディスクを作ります。
サイドの数 x 周回数 = セグメントの数です。
大体の画像が3回巻いていたので今回はサイド8*3周でセグメント24にします。
三角分割後に、このように2頂点を選んだらアローキーの↑を連打します。
3週分選んだら形状->カーブパレット->開いたカーブでカーブを作成します。
で、これを基にカーブで押し出しを行います。
蓋して、縁をシフトで引き伸ばしたら
Catmull-Clarkに変換してエッジウェイトを入れて尖らせます。
大体こんな感じになります。
この物体を複製して180°回転させると見慣れたあの形状にになります
メッシュを結合してオフセットしながら複製します。
頂点を結合にチェックを入れるのをお忘れなく。
以上で有刺鉄線の完成です。
ね、簡単でしょ。
(ゲームで使うにはポリゴン数がとんでもないですが)
案外構造が分からない身近なものって沢山ありますよね。
こうやって一度作ってしまうと良い勉強になるものです。
さて、無事有刺鉄線出来たので秋の夜長を満喫して下さい。
ということでまた今度