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HEXA BLOG

書籍紹介

HEXA BLOG書籍紹介2016.2.24

初心忘るべからずを実践するために

お久しぶりです、コウスケです。

今日は初心忘るべからずという内容の話をしたいと思います。

先日プログラマにとって、とても読み応えのある読み物を見つけました。

 

プログラマが知るべき97のこと

 

タイトルのとおりなのですが、プログラマとして常に意識すべきこと、
こうあるべきことを97項目あげています。

例えば、次のような内容です。

 

[01] 分別のある行動
技術的負債(先送りされていく修正作業のこと)の存在は常に忘れないようにし、できるだけ早く返済すべきです。

[03] ユーザが何をするかを観察する(あなたはユーザではない)
実は、ユーザが求めているものを正しく知るには、言葉を聞くよりも、彼らの行動を観察するほうがいいのです。
彼らの求めるものを頭で考えて1日過ごすより、わずか1時間でも観察をしたほうが得るものは多いでしょう。

[04] コーディング規約を自動化する
では、そういう問題がありながら、そもそもなぜ、コーディングに規約を設けようなどと思うのか。
その目的の1つは「誰も、自分の書いたコードを「私物化」できないようにする」ということです。

[05] 美はシンプルさに宿る
プログラマがコードを書くときに留意すべきことはいくつかありますが、まとめればだいたい次のようになるでしょう。
    可読性
    保守性
    開発効率
    (言葉で表現するのが難しい)美しさ
プラトンの言葉が教えてくれるのは、シンプルであることを心がければ、上のすべてが達成されるということです。

 

などなど・・

これを業務の合間などにずっと読んでいて思ったのですが・・

わかってはいても、守れていない、意識できていない事が多いなあ・・

ということです。

 

一つ一つの項目は、字面だけ読めば当たり前とも、そんなことわかってるよとも言える内容で、

いやいやそれは間違っている」と主張する人は少ないと思います。

ですが、それを実践し続けるのはとても難しいのです。

 

これに限らず、こういった読み物を読んだ時はなるほど!と思い、

一時的に意識高い系(笑)になったりもするのですが、

読んだだけで ( ´_ゝ`) フーン で終わってしまい

実践し続けることは難しいと実感する人も多いのではないのでしょうか。

 

・・と、反省だけしていてもしようがないので、もう少し掘り下げてみます。

なぜこういったことが「やるべきこと」とわかっていても、実践し続けることが難しいのか?
それは「めんどくさいから」です。
めんどくさいことをやるには、「頑張る」必要があるのですが、
楽をしたい」という目の前の小さな欲望に負けてしまっているのです。
つまり、「やるべきこと」と、「楽をしたい」という「両価的な葛藤」に挟まれ、負けてしまっているのです。

 

ですが、それはその人が意志が弱いとか、我慢や忍耐が足りないとか、そういうことではありません。
なぜなら、「人は結局のところ楽しい事、やりたいことしかできない」からです。
嫌だけどやらなきゃいけない」というスタンスでは、長期的には物事を続けることは出来ません。

 

ではどうすればいいかというと、一言で言うと、

大きな願望で、小さな願望を従わせる

ことです。

「やるべきこと」を実践した時のこうなりたいという姿、成功した時のイメージ・
願望を、充分に大きく育てることです。

今回の話で言うと、これ(プログラマが知るべき97のこと)を実践すれば、
スーパーなプログラマーになれる・・
そうなった自分を想像する。

 面白いゲームが作れる。。
 みんなに喜んでもらえる。。
 評価される。。給料が上がる。。

そうすることで、目の前の小さな願望に負けることが少なくなります。

 

また、「自分にはやりたいことがない」という人はどうすればいいか?
自分に制限をかけず、面白そうと思ったものはなんでもやってみる、飛び込んでみる。
そうしていけば必ず見つかります。

 

この考え方は私が最近読んだ本から大きく影響を受けています
(というか、ほとんどそのままのことを書いています)。

 

四つ話のクローバー

 

 

すごく読みやすいのに人生においてとても大事なことが書いてあるので、
興味を持ったらぜひ読んでみてください。

最終的に本の紹介になりましたが、一時的に意識高い系になった私が
スーパープログラマーになるために自分なりにまとめてみました
それでは。

 

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