こんにちは、しんちゃんです。![]()
前回、”Android4.4″について取り上げましたが、
1点書き忘れていた事がありました。![]()
そこで、今回はAndroid4.4にて新しく搭載された、
“ARTランタイム”について書こうと思います。
▼ARTランタイムとは
アプリの実行時、土台になるプログラムの事です。
Android4.3までは、”Dalvikランタイム”というプログラムが使用されていましたが、
より高速にアプリを動作させる為のアプローチとして、ARTランタイムが登場しました。![]()
※Android4.4では、ARTランタイムとDalvikランタイムとで
使用する方を任意に切り替える事ができます。
▼ARTランタイムとDalvikランタイムの違い
・ARTランタイム
アプリのインストール時に、バイトコードから機械語へとコンパイルされます。
メリット:アプリの実行速度が早くなる。![]()
デメリット:初回のアプリ起動に時間が掛かる。![]()
・Dalvikランタイム
アプリの実行中に、バイトコードのコンパイルが走ります。
メリット:多様な機種・アーキテクチャ上での実行が容易になる。![]()
デメリット:CPUのパワーを消費してしまう。![]()
まだまだARTランタイムは開発途上で、Android4.4に搭載されるも、
完全に開発者向けの機能となっています。![]()
ARTランタイムでは動作しないアプリがまだまだ多く、
常用するには厳しいのが現状です。![]()
しかし、今後ARTランタイムの開発が進み、主流になる可能性もありますので、
開発者として、動向に注目して行きたいと思います![]()
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残念ながら、私の使用している端末は古く、最新バージョンにアップデートできそうにありませんので、
買い換えたいなと思いつつ、キットカットを食べて我慢します。![]()
それでは、また。![]()
Have a break, Have a KitKat!
