こんにちは。ドラゴンです
GDC 2015にて色々と発表されていますが、個人的に一番驚いたのが以下の発表です。
https://www.unrealengine.com/ja/what-is-unreal-engine-4
Unreal Engine 4 無料化!!
※四半期で3000ドル以上を稼いだ場合に5%のロイヤリティは発生します
僕は個人的に毎月お布施を払っていたので、無料で使えるようになったのは嬉しい限りです
また、無料化に伴ってコミュニティが活性化していく事もゲーム業界にとって良い事ですね
既にUE4に関しては導入記事が多く上がっているので、そこで躓く人も少ないのではないかと思います
UE4を始めてみたいのであれば、以下の書籍がオススメです。
https://www.unrealengine.com/ja/blog/shoei-pulished-ue4-book
以下、引用です。
- CHAPTER 01~03では、Unreal Engineのインストールと基本的な操作方法について解説しています。
- CHAPTER 04~05では、コンテンツのインポートとアセットの登録、ブループリントの基本について解説しています。
- CHAPTER 06では、C++の基本について解説しています。
- CHAPTER 07~08では、キャラクターの設定と武器の作成の基本について解説しています。
- CHAPTER 09~10では、本格的な3Dゲームの作成方法を解説しています。ここで本格的なTPS(Third Person Shooting)を作成します。
- CHAPTER 11では、メニュー画面の作成方法を解説しています。
- CHAPTER 12では、iOS、Androidなどのスマートフォン向けのパッケージ方法について解説しています。
購入して読んでみましたが、初期セットアップから丁寧に説明されていて、入門者にとっては非常に良い書籍だと思われます
興味がある方は是非読んでみて下さい
UE4でよく取り上げられる機能として、次世代向けのグラフィックス表現があります。
僕はグラフィックスプログラマではないですが、UE4で自作のポストエフェクトを作るためにマテリアルエディタ上でノードを組み合わせていくだけで様々な表現ができるのは面白いです。
また、マテリアルのパラメータは高速化のために内部に持って固定にしたい、でもパラメータを変更する度にコンパイルされるのはトライアンドエラーがやりにくい、といったケースにもマテリアルインスタンスを用いることで対応ができたりと開発者にとって使いやすいエンジンとなっています。
また、個人的にはUE4のネットワーク系も描画に負けず劣らず充実しているので、そちらも気になっています。
ひとまず簡単にクライアント-サーバー間での通信を試してみましたが、特に問題なくできました。
クライアントのみでしか行わない処理に関しても、Blueprint上で簡単にフローを切り替えられるようになっています。
こういったエンジンがもっと普及して、良いゲームがたくさん生まれていってほしいですね
ヘキサドライブも内製エンジンをブラッシュアップしていって、面白いゲームを届けられるように頑張ります
ではでは。