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いいモノづくり道

HEXA BLOGいいモノづくり道2018.11.14

ゲーム性って何だろう?

先日はボヘミアンラプソディを見に行って、年甲斐もなく魂を揺さぶられる体験
をしてきました。東京開発のモーションデザイナーの大宮です。

時折、ぼーっとゲーム性って何だろう?と考えることがあります。
今日はゲーム性について、自分なりに整理して考えてみようと思います。


<ゲームの分類>

1.明確なルールや駆け引きのある遊び。多数が面白いと感じるゲームの文法(お約束)と、
その延長や派生のルールで構成されたもの。いわゆるゲーム性のあるゲーム

2.現実世界を如何にして模倣するかに主眼を置いたもの。シミュレーター(1も内包出来る)

3.その中間

4.1,2,3を対戦ゲーム、コミュニケーションツール、eスポーツと新しい体験に変換したもの

5.1,2,3,4を2D→3D、通信技術やVR、ARなど最新のハードウェア技術により
新しい体験に変換したもの


1は、ゲームを沢山遊んだ経験から生まれるのと、他メディアの影響をゲーム的に変換したもの
だったりしますが、これまで多数が面白いと思ったから、新しく始める人も面白いと感じるに
違いないという考えと、作者が遊んで最高だったゲーム体験の共感だったり、これまでと違う
着眼点にる新しいゲーム体験だったりします。

メリット:文法を元に作られるので共感を得やすい
デメリット:逆に共感が得られなかった場合、予定調和になり興ざめになる独創性にかける

2は、ゲーム製作者がゲームを遊んだ経験はそれほど重要ではなく、如何に世界を模倣するかや
独自の世界解釈などが重要で、またその上でどんな遊びを提供するかが重要

メリット:ゲームの枠に収まらない新しい体験を創造出来る可能性がある
デメリット:作者が何を意図しているのかを伝える必要がある
1を内包していない場合迷走し、それがゲームなのか?さえ危うくなる

具体的にはゲームとシミュレーターって?
リッジレーサーとグランツーリスモ
エースコンバットとエアロダンシング
プロトタイプとアサシンクリード
(世代がばれる……)

ゲームを遊ぶ側からすると、これから遊ぶゲームがゲーム性の高いものか、シミュレーターなのか
分からないことが良くあります。
どちらにも言える事は、現実世界の不確実性に対する、ゲーム世界での確実性、もしくは不確実性
がコントロールされているか?だと思っています。
そしてその度合いによって、ゲーム寄りの発想で作られているのか、シミュレーターの発想で
作られているのかが決まるのではないかなと思います。(よく言われる雰囲気ゲーは、シミュレー
ター寄りですね)

作り手の側から見ても、今はミドルウェアなどで気軽に箱庭ゲーム的なものが作れてしまうので、
こうやって自分なりに整理しておくと、ゲームの方向性などを把握する時に役立つかなと思います。

ひょっとしたら、現実世界が安定すれば、不確実性の高いゲームが売れて、現実世界が安定して
いないと確実性の高いゲームが売れる。なんていう仮説も……
(普通に考えたら現実世界で衣食住足りていなかったら、ゲームは買ってもらえないですが……)

これからゲーム業界を目指すみなさんも、今後産まれてくるゲームの未来を想像して楽しんでみて
はいかがでしょうか?

それでは失礼します。

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