HEXA BLOG
ヘキサブログ
いいモノづくり道
おにぎりブログ8回目【あなたと右往左往したい】の巻
ーごあいさつー
どうも、エンバイロメント(背景)アーティストのおにぎりです🍙
新年あけましておめでとうございいます。
おにぎり? ふざけた名前しやがって・・
そう自覚しながら2019年の幕を閉じました。
2020年もおにぎりとして、より一層生き生きとのさばる所存ですので、
何卒宜しくお願い申し上げます。
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【暇で死にそうな】過去のおにぎりブログ【あなたへ】
おにぎりブログ6回目【ZBrushで彫れちゃうこんな世の中じゃ~ポイズン~】
おにぎりブログ7回目【人様のモチベーション爆風で空を飛びたい】
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6から7回目までの期間が秒だった。
早くない・・?
なんか時経つの早くない?
あれ・・?
この間2000年問題で騒いでなかったっけ?
ーさてー
前回のブログで少し触れた、
ヘキサの背景チームでひそかに取り組んでいる 【モノを絵的にみる素養づくり】という集会に関して話したい。
ありのままに述べると【好きな映画や写真やらのイイとこ語ろぉ】っていう会である。
崇高さと厳格さを身にまとい、中身は緩く自分に優しく・・
ジムデビューの時にやたら気合入れてトレーニングウエアを買い揃えるあの現象と同じである。
~形から入ろう、何事も~
この集会では以下の効果を期待している
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・対象コンテンツの色使い/レイアウトの意図を考察したりして、ものを絵的にみる素養を育てる
(ていで我がのおススメのゴリ押し)
・仕事以外でなかなかお話できないメンバーの嗜好や人間性を知る
(ていでおしゃべり)
・端的に業務からの現実逃避
(端的に業務からの現実逃避)
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ちなみにこの集会、現在順調に停滞の一途をたどっている。
次回の集会に持っていく予定であった己の企画
【映画の中身を踏襲してデザインされたポスターは素晴らしい】
も絶賛開催延期中である。
_人人人人_
> 怠惰 <
 ̄Y^Y^Y^Y ̄
今回のブログを映画のポスターに絡めてそれっぽくお届けして、
停滞寸前の集会に対しての罪悪感を薄める試みを行おうと思う。
情報としてはとてもぼんやりしているので、
くれぐれも有益なものなのだという期待はせずに酒などを飲みながら読むべき。
集客につながるものでなければならないという宣伝用ポスターの使命上、
そのデザインは冒険の無いある一定の型にハマったものがほとんどらしい。
またこの感じかよ・・このパターン多くないか・・・と辟易すると同時に
一目でその映画が何者かがわかる【安心感】を兼ね備えているのも確かなので、私はふんぐぅ~となる。(複雑な感情を表す擬音)
何者かわからないものに対して、人はそう簡単に金を出せないのが世の常なのである!
商業ポスターには映画の持つ雰囲気を的確に示し、 集客につなげる為に考え抜かれた色使いや構図が踏襲されてデザインされていると言える。
なので、もしかしたらポスターを眺めてさえいれば、 色や構図が持つ効果に関して学ぶ事が出来た気になれるのではないか!!
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色の持つ効果を利用してデザインする
赤
┣情熱/力強さ/興奮
┗怒り/刺激/血肉/命
┗デザインとして・・・注意と危険を表す色
オレンジ
┗活発/健康/ぬくもり
┗デザインとして・・・ポジティブな印象の色
青
┣爽快/清潔/清涼/落ち着き
┗寂しさ/静寂
┣デザインとして・・・明るい青は知的でさわやかな色
┗デザインとして・・・暗い青はネガティブな色
黒
┣重厚/モダン/気品/厳粛/高級
┗不吉/死/恐怖/不安
┣デザインとして・・・額縁効果を持つ色
┗デザインとして・・・有彩色を最も引き立てる色
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感情を喚起させる色を利用してデザインする
プルチック氏の感情の輪なるものを見てみる。
人間には 喜び/信頼/恐れ/驚き/悲しみ/嫌悪/怒り/期待 の8つの基本感情があり、
感情にそれぞれ色が割り当たっている。
それぞれの感情は対になり、強度を持つことを表す図である。
映画のジャンルごとに使用される色を見ると一定の傾向が見られるので、
色味は与える印象として重要なものとして使用されていることが伺える。
ロマンス
┗オレンジ/黄などの暖色系
ヒューマン
┗明るい青などのさわやか系
アクション
┗黒系にオレンジポイントのクール系
ホラー
┗ダークな青/黒の不穏系
SF
┗青/緑系
こいつらをデザインに反映させれば、観客に与えたい感情を意図して与えることができるのか・・?
世界がそれを使っているのだ。
きっとそれで間違いないと思っておけば万事OKである。
また、ジャンル関係なく青/オレンジの色使いが多用されるそうな。
これは感情云々ではなく、 オレンジで俳優を補正し背景をその補色の青系にすると俳優が際立ち
絵として「なんかええ感じ」になるからだという。
確かにめっちゃ使われてる。
困ったらオレンジと青。
これを座右の銘にしていこうではないか。
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構図にも大体の(謎の)法則があるもよう
ロマンス/ヒューマン
┣海や空や素朴な道をバックにたたずむ人影
┗海や空や素朴な道に浮かぶ顔
ラブコメ
┣背中合わせポージング
┗お布団の中ポージング
ホラー/SF
┣目ん玉アップ
┗暗闇に異形シルエット
アクション
┣大体なんかが燃えてる
┗背を向けて武器を持ちポージング サスペンス
サスペンス
┣薄暗いなかをいぶかしげな顔で歩く
┣薄暗いなかをとにかく走る
┗もはや薄暗ければよい
以下を刮目せよ。
http://karapaia.com/archives/52048792.html
びっくりするくらい似たり寄ったりである。
これらの法則はどうやって定着したのだろう。
過去の偉人たち(既存ヒット映画)が作り上げたスタイルなのか、 はたまたもっと踏み込めばデザイン的な黄金比みたいなものに行きつくのか。
しかし私は踏み込まない。
これはぼんやりとしたブログだからである。
2020年は、より一層自分に優しく生きていきたい。
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雑なおとしどころ
とりあえず顔がズラリと並んでいるかドドーンと顔面アップで演者がわかる。
そんでもって色でジャンルや雰囲気が想像できる。
定番の構図にはめ込めばもっともっと想像できる。
「私は▲▲村の●●族です」と自分の属性や特徴を手っ取り早く観客に伝え、
観客が観たいものを選択するフローを簡潔にしてくれる。
これらを踏襲すれば、商業的でキャッチーでトレンドなポスターの出来上がりだと思っていい。
そう
心底浅いこの段階で、
この件に関してはうやむやに濁していきたい。
(余談だが、最近邦画でよくあるパンチのあるピンク使いは
「私はセンセーショナル村のショッキング・デンジャラスエキサイティング族ですよ!!」
って叫んでるって勝手に思ってる。)
<引用元>eiga.com
ーだがしかしー
そんななか、
映画の世界観や内容をポスター1枚だけで見事に表現しているものがあったり
「君がわかってくれたらそれでいい」とささやく
何村の何族かが全くわからない芸術的で攻めたポスターもあったりする。
とってもキャッチーな部類なのだとは思うが例えばコレ。
Let Me In (邦題:モールス)
コミコンで公開されたVer(?)のポスター。
<引用元>https://sites.google.com/site/eigadoujou/
天使が羽を広げたような跡が残るまっしろな美しい地面に点在する血の赤
そんでもって四隅に広がる不穏な影
無垢できれいな物と、不穏で怖いもののコントラスト。
わし「・・なんかええやん」
※たまげるほどに浅い感想
この映画、
宣伝用ポスターはもっと商業的なスタイルにはまってるんだけども、
それでも映画のトーンやテーマが表現できてるのでもはやコッチさえ良い。
(映画が好きだからもう全部よく見える症状)
どんな映画なのかなぁ・・とワクワクして映画を観に行き 鑑賞後にポスターに秘められたメッセージや説明に気付き、追い感動を味わうことができる。
こういったポスターに出会えたら人生がウキウキするので皆さんのおススメがあればぜひ教えていただきたい。
ーおまけー
世界中のアーティスト達が作成した映画ポスターもすごく面白くて、
お気に入り映画の追い感動ワクワク増し増しが楽しめておススメなのでいくつか紹介したい。
PerfectBlue
<引用元>https://twitter.com/Ethan_Sharp/media
RearWindow(裏窓)
FightClub
<引用元>sploid.gizmodo.com
深く話せないけど、
映画見た人にとってはドキドキが止まらない。
前回紹介したクレイジーな集団【MONDO】のポスター集も最の高なのでぜひ入社しておにぎりに借りに来てほしい。
ーさいごにー
え? 締める気?
一切構図とか絵に関して話してないくせに、まさか締める気?
ってなってるかもしれないが そのまさかである。
実際に、背景チームで行っている集会もこれくらいゆるい感じである。
映画ってネタバレとかあるからあまり細かく書けない事情もあったりなかったりする。
もっと自分は語れるんだ!という方は、
そして、おにぎりやエンバイロメントチームと朝まで語り合ったらいいと思う。
皆で、世のことわりやロジックを学び、理論でガチガチに武装しよう。
そして、理屈じゃねぇんだ!!という情熱を賢く正しく確実に武装の隙間から俗世にまき散らす策を練ろう。
私はあなたと商業と芸術の狭間で共に右往左往したい。
ではまた次回。
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