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映画・舞台鑑賞

HEXA BLOGその他映画・舞台鑑賞2019.3.15

ホラーはなんで怖いんだろう

初めまして。大阪アニメーターの松竹梅です。

さて、私は映画をよく見るのですが、ホラーが大変苦手でござます。
どのくらい苦手かというと、TVでホラー映画のCMが流れた瞬間電源を落とし、
劇場でCMが流れたときは目をつむり、ここでは言えないような呪いの言葉を
心の中で叫ぶことで、心理的に外の音が聞こえないようにする程度には苦手でございます。

でも結局お話が気になるので見てしまう。
そして夜中、小さな物音にも過敏になり、布団の中で目を開けられなくなって
後悔するということを繰り返してきたわけです。

ただ、いい加減この繰り返しにも飽きてきたので克服したい。
なぜホラー映画が怖いのか?
その理由を明確にし、白日の下に晒すことで克服できるのではないか。
例え詭弁であっても、人類の英知でもってヤツらをねじ伏せられないか。
できるはずだ。
いや、出来てくれないと困る。
出来てください。
お願いします。

というわけで、以下、ちっぽけな人類がいかにホラーに立ち向かうべきかを
考えていきます。
無駄に長いですが、お暇な方はお付き合いを。

そも、恐怖とは何なのか。
よく言われるのは「知らない」ことから生まれるのだと。
人の本能として、未知のものに対して身構え、身を守るための
反応だともいわれます。たぶん。

なので、奴らを明確に知ることで、この恐怖は無くなるのではないか
という方向で考えてみます。

ホラーについてよく考えてみると、めっちゃ怖いものと、そこまで怖くないものが
あります。
すぷらったー系はあんま怖くないです。
痛そうだなーとか、うへぁ!、とかは思いますが、夜中に後悔はしません。
びっくり箱的な脅かしは、驚きはしますが持続しません。

精神的に追い詰めてくるやつ、主に日本のホラーみたいな実体を持たないような
奴らが出てきて、ジメジメとアレコレ嫌がらせをしてくるのが苦手です。
例えるならコレとコレです。

仮にマスクの方を「Jさん」、長髪の人を「TV大好きっ娘」さんとしましょう。
まず「Jさん」。
神出鬼没で、尋常でない執念でもって人を追い掛け回してきます。
一切の慈悲を持たず、その強靭な肉体を武器に人々を血祭りにあげてゆく怪人。
怖いですね。
恐ろしいですね。

でもJさんは肉体があり、こちらの反撃も、効果は薄いにしても可能ではあります。
ということはです、反撃の威力を高めれば撃退できると考えられます。
ならば、N2爆弾の1、2発でも叩き込めば確実に消し飛ばせますので問題はありません。
よしんば復活してきたとて、再度消し飛ばせば良いだけです。

このように、何らかの有効だと思える抵抗手段が見いだせれば、恐怖の対象を
排除できるという希望が生まれますので、恐怖心を大幅に減らすことが出来ると思われます。

対して「TV大好きっ娘さん」。
そもそもテレビから気軽に出てきたり、気が付いたら消えてたりするような物理法則を無視した相手に
爆弾が効くとは思えません。

また、ビデオを見ただけの相手を律儀にホイホイ殺しに来るような相手に話が通じるとも思えず
要するに、TV大好きっ娘さんが何なのかも分からず、対話も退ける方法も全く無いため
Jさんとは違い、恐怖を減衰させる手段がないわけです。

取り付く島が無いとは、まさにこの事ですね。
この事じゃないかもしれません。

考えようによっては天災と同じようなものですが、不特定多数ではなく自分だけを
害意むき出しでピンポイントで狙ってくるという事から、より強い恐怖を感じます。

とはいうものの、これらはあくまで創作物の中のものであって、現実ではありません。
物語中に感情移入している時ならまだしも、なぜ現実に戻ってきてからも恐怖が持続するのか。
まさにその部分がホラー映画を見た時の後悔ポイントです。

恐らくですが、この種の恐怖を持つ人は、そういった幽霊的なものが絶対にいないと断言できないと
考えてるからではなかろうかと思います。

私も「いるかもしれない派」ですが、絶対にいないと納得できるだけの根拠は今まで
見つけられていません。
ですから、そういったものを全く信じていない人には娯楽の一つとして何の問題もないものでも、
僅かでもその存在を疑っている人には、ありうる脅威として、現実と地続きのものとして認識されてしまうため
恐怖を感じやすいのではないかなぁ、と思ったりします。

まあ、だからこそホラーは現実的な描写の中に違和感を忍び込ませることで、恐怖を
煽る作りになっているのかもしれませんが。
(それと合わせて、少なからず誰でも持っているであろう、過去、あるいは現在に対する罪悪感も
影響していそうですが、ややこしいので今回は省きます)

そして人は恐怖に対して本能的に注目してしまうため、注目し、思考がそこに留まるがゆえに
小さな種を自分の想像力でどんどん膨らませ、自分の想像したものを怖がっているという
無意識の自作自演を行っているのかもしれません。

だからこそ、ホラー映画から受けた影響を、真夜中の自室の隅の暗闇や、小さな物音に投影してしまい
過剰に恐ろしく感じるのかもしれないな、と
何となく思う次第です。

さて、ここまで色々屁理屈をこねくり回して何となく見えてきたのは、結局最大の敵は
自分自身でした、的な王道展開でした。
どうでしょうか、なんとか恐怖の正体の一端が垣間見えたかもしれません。
見えてないかもしれません。

そして、ここまで色々考えてきましたが、長々と考えすぎたため正直飽きてきました。
というわけで、何かが解決したかどうかは分かりませんが、今日のところはこれで終わろうかと思います。

【結論】
いくら理屈を並べようとも怖いものは怖い

あ、昔見た映画でタイトルは覚えていませんが、寝てるときに布団の中を覗いてみたら、生白い顔が
こっちを見てる、みたいなシーンがありましたが、日常の中であったら一番イヤなこの
シチュエーションを考え出した監督?は天才だと思いますし、私は一生許しません。
絶対です。^^

それでは、いずれまた。

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