こんにちは! 大阪ゲームデザイナーの平松です。
素の状態でブログを書くと、格闘技やトレーニングネタに自然と行ってしまうので
たまには、ゲーム開発の話をしたいと思います。
今日はゲーム開発後半の工程「デバッグ」について話したいと思います。
ソフトウェアが正常に動作するか?チェック、修正することを一般的に「デバッグ」と言います。
なんとな~く「デバッグ」って大事とか、「バグ」は駄目みたいな認識は
みなさんあると思います。
今日は自分の「デバッグ」「バグ」に対してのスタンスを
下記2つの視点で書きたいと思います。
①「デバッグ」はなぜ大事?
②「デバッグ」する前に
・「デバッグ」はなぜ大事?
ポジションによって答えが変わると思いますが、開発メンバー視点で言うと
「作ったものを正当に体験(評価)してもらうため」です。
どんな優れたシステムや、グラフィック、ストーリーも、途中で止まったり
データが壊れたりしたら体験できませんし
ユーザーの期待が高ければ高いほど、バグがあった時、ネガティブな評価に変化します。
なので、「デバッグ」は大事です。
・「デバッグ」する前に
「デバッグ」しないで出せるのが理想です。
前段で言ってることと違う?!となりますが理想なので無理です。
何が言いたいかと言うと「デバッグ」は、ソフトウェアの品質(動作保証)には寄与しますが
「ユーザーの体験・感動」の向上には、あまり寄与しないです。
※グラフィックが意図せずチラつく等は体験に関係します。が
なので、極力「ユーザーの体験・感動」につながる
見た目やシステムにリソースをさきたいです。
なので、そもそもバグが
「入りにくい」
「入ってもROM上では、バグとわかりにくい」
「入っても開発環境では、バグとバグ原因を調査しやすい」
等デバッグの前に工夫、準備しておく必要があります。
具体的な技術はまた別のブログで~
ではまた!